Chi-Zie's Blog

2025年10月22日 「げんこつやまのおにぎりさま」矢野顕子 アンソニー・ジャクソン在りし日のベースプレイ。 色々な方が思い入れのある曲をアップされている中で自分が挙げるとすればこちら。これは堅実な、しかし鉄壁のバッキングに徹している部類。自分としてはやっぱりアッコちゃん、上原ひろみとの共演で聴く機会が多かったので。 オリジナルは「ごはんができたよ」（1980）所収。変幻自在の歌唱とリズム、息つく間もない緊迫のプレイ、クリフ・アーモンドのキレキレのドラムに佐橋佳幸のギターが加わり、矢野顕子の才能が一気に爆発するかの如く弾ける。 因みに作曲の故・小森昭宏さんは小森創介さんのお父様。 YouTubeに長らくアップされているのは低画質で非常に見辛いがこちらはクリア―なもの。 矢野トリオのドラムはクリス・パーカーではなくやっぱりクリフで聴きたい！！

2025年10月21日 アンソニー・ジャクソン（１９５２－２０２５） 貴方は、ずっとそこに居てくれると思っていた。 いつまでも変わらずにその変幻自在のプレイを聴かせてくれると思っていた。 でもそんなのは無理からぬこと。 敬愛する貴方が、天に召されてしまった。 学生時代に熱中して聴いたジャコ・パストリアスやマーカス・ミラー、 ウィル・リーなどよりも自分の身体の中に「血」として取り込まれていたのは 何よりも貴方のベースプレイだったように思う。 いつかもう一度再編をと臨んでいたアッコちゃん、クリフ・アーモンドとのトリオも 永遠に聴く機会が失われてしまった。 ああ、神は何という残酷な事をするのだろう。 たとえそれが貴方の命運であったとしても 身体の一部分をもぎ取られるような思いで　その死を静かに受け止めようと思う。 ありがとう。 ただただ、ありがとう。

2025年10月17日 アートディレクター奥村靫正さんの仕事（1980）。これは秀逸、素晴らしいデザインだ。

2025年10月3日 「MUSIC AWARDS JAPAN A Tribute to YMO - SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025-」より。 事前告知もチェックしておらず会場に足を運ぶこと叶わず、WOWOWでの放送も加入していないので見ら...

2025年8月8日 4月の発売の際にあわてずともいつでも買えるだろうと構えていたらあっという間に品切れとなり途方に暮れていたところ、アンコールプレスが行われるとの告知で予約をし、三か月待ってようやく届いたＣＤボックスセット。実に46年も前のＹＭＯの初のワールドツアーにおける...

2025年6月6日 朝、出勤途中の電車の中で開いたFacebook、高橋幸宏さんの誕生日を祝うコメントがタイムラインに数件上がっている。逝去（2023年1月11日）から約二年、まだ健在であると仮定しあえて書き込んでいるのか、訃報を知らぬままただ機械的にポストしているのか（そ...

2025年2月27日 ここ４、５年前からひそかに温めている「ＹＭＯバンド」構想。ベース、キーボードは高校時代からの盟友に決めてはいるものの二人はともに楽器からは長らく離れているので時間をかけてバンドを構築していかねばならず、まだその機は熟していないことから具体的な動きはない...

2025年1月12日 昨日のセッションで演奏した曲「ひとつだけ」。矢野顕子の代表曲であり名作中の名作との評価も高く、ファンにはお馴染みのナンバー。自分にとっても思い出深く、かけがえのない忘られぬ一曲で、聴くよりも歌っていると何故か自然と涙がこぼれてくる・・という不思議な魅力...

2025年1月11日 光陰矢の如し、月日が経つのは本当に早い。年に一度だけのYMOセッションの季節が巡ってきた。参加するのは三度目、小学６年生で「ライディーン」の洗礼を受け、本格的に好きになったのは中学時代から。アルバムで言えば「公的抑圧（パブリック・プレッシャー）」と「Ｂ...

2024年11月21日 アッコちゃんのツイート（X）が話題になっていた。そうだよね、生き残りは今や細野さん（細野晴臣）だけ。昨年、今年とユキヒロ（高橋幸宏）と教授（坂本龍一）を見送ることになって悲しみからはいまだ癒えず、自分はあまりYMOのことを深く考えないようにしている状...

2024年4月7日 放送があることを知らず、偶然チャンネルを合わせて1/3ほどを視聴する。再放送が4月11日にあるようなのでありがたい。小学６年生の頃から長らく聴き続けてきた「教授」の音楽。演奏に特化したドキュメンタリーが多かったので今回のように死期を前にしての純粋な日々の...

2024年4月1日 昔一緒にバンドを組んでいた友達が「カツミ、カツミ」と連呼していた。日本が世界に誇るジャズギタリストの名前は「ワタナベカズミ」さんです。御年70歳、快癒を願っています。

2024年1月14日 このところ毎月一度は参加をしている東京・新宿（大久保）パンプシティでのセッション、1月は高橋幸宏・坂本龍一追悼企画。フォロワーは数多いはずなのに参加者は10名ちょっととごくわずか。打ち込み主体でセッション向きの曲が少ないことが要因であると思いつつ、細野...

2023年10月11日 撮りためておいたNHK総合の「細野晴臣イエローマジックショー」（再放送）を見る。全部で三本、パート１は凝り返し見たけれど２、３と続くうちにかなりユルくなってきてあまりリピートしていなかった。改めて見るとこれもありじゃないかと思えるようになっていた。Ｙ...

２０２３年８月１４日 「夏なんです」はっぴいえんど（１９７１）

2023年8月11日 「海と少年」矢野顕子（１９８６）

2023年8月10日 「Summer Nerves」坂本龍一＆カクトウギセッション（１９７９）

2023年4月24日 オリジナルは細野晴臣の「ＨＯＳＯＮＯ　ＨＯＵＳＥ」（´７２） に収録。自分は矢野顕子によるカヴァー版がとにかく好きでね。アルバム「オーエス オーエス」（´８４）のボーナスシングル盤に収められていたもの（ＣＤ化以降は収録されている）。これはあまり馴染みが...

2023年4月7日

2023年4月4日 訃報に際して「教授」に対する感謝の念を込めた追悼の辞を送る著名人の方々が多い中で、盟友、同志とも言える仲間からの発信が極端に少ないのだけれど、海外での活動が長いだけでなく人と群れることをしない彼の生き方を象徴しているかのようだ（ター坊こと大貫妙子さんのコ...