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ホットサンドの想い出。

2026年3月30日


戯れにホットサンドメーカーというものを初めて買ってみた。自分で作ったこともなかったと思うし・・具材を挟んで焼くだけだから失敗も無し、どこか懐かしい味がする。子どもの頃は結構な頻度で母が作ってくれていたことを記憶しているがその記憶はもう朧げだ。小学校低学年ぐらいまでではなかったろうか。オーブンで作るマドレーヌや蒸しパン、グラタンなどみな美味しかったな。ご飯にホワイトソースをかけて焼き上げ「これはドリアって言うのよ」、まだファミレスがどこにでもあるという時代ではなく一般に知られたメニューではなかったことを考えると随分とハイカラなものを出してくれたなと思う。ホットプレートが家庭に登場した頃でもあり(我が家は鉄板焼きと呼んでいた)、焼肉やら何やらをした後に母は薄く切ったリンゴを焼き、仕上げにシナモンをふりかける。要はアップルパイの要領なのだけど、経験したこともない洒落た味わいに子どもながらとても驚いたのを覚えている。母は大声で怒鳴るし鉄拳制裁もあってとても怖かった。でも愛情は十二分に注いでくれていたのだということを後年になって実感した。小さな母の教えは人生の様々な場面で再確認することとなって、自分はこの母に育てられて本当に良かったとつくづく思う。ありがとう。


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