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雨また雨・・・

4 日前
読了時間: 4分

更新日:2 日前

2026年9月10日


この夏も例年通り、前年度の記録を塗り替えるほどの酷暑に苦しむのだろうとばかり思っていたが8月中旬になって急に失速、さすがに冷夏とまでにはならないまでも厳しい夏はどこへ行ったんだ?!と思うほどの曇天が続き、下旬から9月にかけては雨ばかり。しかも各地では連日線状降水帯が発生し甚大な被害を及ぼすという異常事態が続いている。数日前は帰宅時間帯に東京、神奈川でも豪雨。最寄駅から自宅までは自転車で5分と近いのにさすがにこの雨量では危ないと思い留まるほどだった。天気が悪いとどこか気分も塞ぎがちになる。


先日のライブは成功だった。予想以上のビッグイベントになった。

満員のお客様を迎えて質の高い演奏を、エンターテインメントとして楽しでもらった。

良かったです!また来ますね!という声も直接いただいた。一曲だけ取ったボーカルも評判が良かった。細かいミスはあったがメンバーとの呼吸もピッタリ合ってリハーサルを重ねた成果がしっかり出せたと思う。自分も心地良かった。ドラマー冥利に尽きるね。

そして声優業界の諸先輩方、音響監督の方々に役者としてではなくドラマーとしての千々和竜策を強烈に印象付けられたこと。これはかねてより強く望んでいたので期せずしてそれが叶ったのは本当に嬉しかった。そして重鎮たちの一人、内田直哉さんとは過去にバースデーライブのトラ(代役)としてドラムのオファーを受けるも結局レギュラーのドラマーが出演することになり共演が果たせなかったということがあって「なかなか呼べなくて悪いな」と声を掛けてもらえたこと、「シュヴァリエ」や「ヴァンパイア騎士」などでお世話になった郷田ほづみさんや「School Days」「うちのメイドがウザすぎる!」ほか様々な作品でお世話になったえびなやすのりさんはじめ「ブルーイ」に呼んでいただいた尾崎順子さんといった音響監督の方々に久しぶりのご挨拶が出来たこと(SNSでは繋がっている)「恋愛時代」ほかで共演した小林さやかさん、「プリズン・ブレイク4」ほかでご一緒した東地宏樹さんとお話が出来たこと等々――


だが、それが何なんだ。

お前にとって事件だった、嬉しいニュースだった、

それがお前の人生の何かを変えるのか。メシの種になるというのか。

今後何かが拓けると言うのか。窮状が好転するとでも言うのか。

厳しい父ならそう言うだろう。

そうだ、これは自己満足で喜んでいるだけのこと、

誰かを喜ばせたり救ったりするわけでもない、ただの遊び――

赤の他人から見れば取るに足らないことなのだ。

大事なことは他にあるだろう、と。

その通りだ。反論の余地はない。


人生57年、何を生み出し、何を残し、何を成し遂げただろう。

そして誰の信頼を勝ち得て、誰に慕われているのだろう。

一体誰に評価され、必要とされているのだろう?

誰が親しみを持って自分に声を掛けてくれているだろうか?


考えるほどに全く心もとないばかりで我ながら閉口してしまう。


今まで一体何をやってきたんだ。

何のための人生だったのだろう。

兄弟に後れを取り、同級生に追い抜かれ、同僚に差をつけられて

自分は一体何を遺してきたのだろう。

日々を平穏に生きられていることが幸せだ

やりたいことをやれているのが幸せだ


誰一人として幸せにすることが出来ない自己満足でしかない

何も成し遂げられなかった人間の都合の良い言い訳


もっと、もっと出来る

もっと上へ行ける もっと目指せるものがある

こんな程度ではない これだけで終わる自分ではない

もっと光を放ち輝ける場所があるはず


それも空しい妄想でしかない


何が悪かったのか?

何が足りなかったのか?

自分なりに・・・

いや。これもいい訳でしかない


足りないのだ

努力が、忍耐が、そして人望が―――


雨はいけない。

深夜もだめだ。

鬱々とした気分が際限なく広がり、

被害妄想は歯止めが利かない。


いけない。

心が病んでいるのだ。

精神が疲弊しているのだ。


明るいことを考えよう。

前向きに生きよう。


陽が差すのを待とう。

きっと晴れる日がくる。



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