想い出を、ありがとう。
更新日:4 日前
2026年9月8日
あの忌まわしきコロナ禍の「GOTOトラベル」のキャンペーンの時に二度お世話になった箱根仙石原虎乃湯(2024年にリブランドして「小塚久の葉」になっていた)が、この8月末をもって営業終了していたことを知る。元は電通の保養所だったところでこじんまりとした宿だったがGOTOで十数回も足を運んだ箱根の様々な宿の中で最も気に入っていた所だったのでショック・・・大人数の団体客を余裕で収容するような大型ホテルも何度か利用したけれど、フロントの対応が一番良かったことが最も強く印象に残っている。食事の配膳などで働くスタッフの外国人が一人いたが、実質オーナーと見られる男性のワンオペ。チェックインの際の案内が優しゆっくりとした口調で、事務的なところが全くないのがもてなされているという気にさせられてとても快かったのだ。全8室と小さく、とりたてて特筆する設備もなかったものの大浴場のにごり湯はいつも貸し切り状態で気持ち良く使えたのでお気に入りだったし、食事は相原精肉店で仕入れた良質の肉でしゃぶしゃぶまたはすき焼きが食べ放題だったのもポイントが高かった(セッション仲間も利用していたようだった)。界隈はバブル期に乱立した企業の保養所が買い取られて格安の宿になっているところが多く(月の花梟【あうる】のようにプレミアムなサービスを提供する宿も例外的にあるが)そのほとんどが最小人数のスタッフで回しているので経営はなかなか大変だとは思う。GOTO以後は自分も足が遠のいてしまっているようにインバウンド客の戻りがあまりないのだろうか。リブランドしてわずか二年で営業終了というのは何とも寂しい。レンガ造りの外観と室内は派手さはないがさすが電通と思わせるほどスタイリッシュで洒落ていた。また別の形で営業が再開されたならもう一度立ち寄りたい宿のひとつ。いつか復活することを期待したい。







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