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美しく、また美しく。

更新日:2023年3月28日

2023年3月25日


1980年から1983にかけてNHK-FMで放送されていたラジオ番組「夜のスクリーン・ミュージック」(パーソナリティーは関光夫氏。その中でも82年10月2日オンエアの第111回「子役はツヨイ!」はカセットテープに録音した音源をMP3ファイル化してiTunesに取り込んで今も時々聴いている。ジョニー・マンデルの手による「午後の曳航」のテーマ(原作は三島由紀夫)、テレビ映画「ジョーイ」(日本では劇場公開された)の愛のテーマはいずれも美しい旋律が印象的。映画音楽としてはそれほどポピュラーな曲ではないけれど、自分としては思い入れの強い曲たち、心が洗われるような珠玉の音楽です。


番組で紹介されたのは国内独自企画のサントラスコアのEP盤で、長らく聴き馴染んでいるものの動画がないので作曲者デビッド・シャイアの再演版。これまた泣ける作品なのです。

・・・とまあ、二曲を紹介しましたが、「午後の曳航」についてはここ数年で繰り返しUPしているもの。美しい曲を聴きたいなと思うのは、静かな旋律に心を救って欲しい、慰めて欲しいと感じている時。精神が若干、弱っている時。いつの頃からだったろう、自分としては2018年の夏あたりからこうした投稿を繰り返している気がする。そこから始まったコロナ禍、2021年9月からの身辺の環境の変化、様々な要素が重なって疲弊してしまって弱音ばかり吐いている。ブログを読んでくれているであろう数少ない方も暗い気持ちになってしまうだろう。何が自分を強くさせるのか、一体いつになったら人生が好転するのか。すべては自分が要因であり、自分が良くも悪くもさせること。それを考えるとただただ気が重くなるだけ。少しずつでも歩を進めること。日々を懸命に生きること。暗い考え方には極力囚われないようにすること、嫌な出来事はすぐに忘れること。辛いと思っているのは自分ばかりではない。人生は厳しい。みな辛いのだ。現実から逃げず、生きていくしかないのだ。

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