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カタルシスウェーブ、星の彼方へ。

更新日:2020年12月10日

2020年12月8日


SNSにて、佐久田修(さくた・おさむ)さんの訃報を知る。1999年、初めて所属した同人舎プロダクションにいらした大先輩でした。事務所主催の朗読イベントや有志の語りの会でもご一緒したり、様々な問題が起きた際には若手の相談に乗って頂いたりもしましたが、収録で共演出来たのは結局、長尺一本だけでした。佐久田さんと言えば何をおいても「星雲仮面マシンマン」なのでしょうが、自分にとっては「刑事ナッシュ・ブリッジス」の血気盛んで若さ溢れるエバン・コルテスでした(役柄としてはかなり不遇な扱いだったこともあって、ご本人としてはあまりお気に入りではなかったようですが)。佐久田さんの実写での演技を初めて見たのは「東京大空襲 ガラスのうさぎ」でしたが、役柄そのままにいつも若々しく真っ直ぐで誠実なお人柄でした。初めてお会いしたのは有志の語りの会でご一緒させて頂くことになった時、郊外のファミレスでした。初対面から千々和ちゃん、と呼んでくれ(ああ自分も芸能の世界に足を踏み入れたんだなあ)という妙な感慨を抱きつつも、(ホンモノの佐久田さんだよ!!)と奥さんにこっそりメールしたのを懐かしく覚えています。近年では日本俳優連合のチャリティイベントでお見かけするぐらい、打ち上げで写真をご一緒したのが最後になってしまいました(先日アップしたのと同じ写真、実は堀内賢雄さんの反対側には佐久田さんもご一緒のスリーショットだったのでありました)。 62歳、あまりにも早過ぎます。こうした報せが続くなんて・・誰からも慕われる人ばかりが天界に呼ばれてしまうのでしょうか。神様、ひどすぎやしませんか?

敬愛する佐久田さん、大好きです。これからもずっと。


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