さらば青春のシブヤよ。
- Ryusaku Chijiwa

- 2 日前
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2026年4月4日
2026年9月末をもって西武百貨店渋谷店が閉館するとのニュース。このブログでも過去幾度となく東京・渋谷という街への思い入れを綴ってきた。当時渋谷に直結する東急田園都市線沿線に住んでいたこともあり自分の渋谷通いは小学生時代にスタートする(東急文化会館に映画を見に行き、地下のシネショップに立ち寄りパンテオン前に置いてあるテレビモニターで予告編をずっと見ていた)。中学から高校時代は楽器店通い、PARCOには寄っても地下のローズマリー(雑貨屋)ぐらいしか寄れなかったが(高橋幸宏のブリックス・モノは怖くて入れなかった)、周辺(スペイン坂など)を徘徊してオープン間もないオクトパスアーミー(アパレル)や大中(中華雑貨屋)やタワーレコード、東急ハンズにジーンズメイト、中古レコードのイエローポップなどを見て回るのがお決まりで、その中に西武百貨店があった。正体不明のDCブランドブームの中でも憧れのラルフローレンは高くて手が出せないので手頃な「チャップス」ラルフローレンのポロシャツや半袖シャツをセールを狙って買っていた。地下イベントスペースではビックリハウス系のトークライブ(ヘンタイよい子)やレーザーディスクでの映画上映が行われたりインターネットの走りともいえるNTTのキャプテンシステムの端末が設置されたりしてサブカルの一大発信地としての魅力と刺激に満ちていた(わざわざ触りに行っていた)。浪人時代に憧れの彼女と初めて映画を観に行った帰り階上の喫茶店でフルーツパフェを食べたのもほろ苦く懐かしい思い出となっている。しかしその後渋谷は街全体に再開発の手が入ることになり迷宮のように変わり果ててしまった。百貨店も東急が撤退し残る西武も往時の賑わいを失くして形骸化しておりセゾングループ脱却後はサブカル色も消えて存在意義も中途半端な印象で、その終焉も秒読みのように感じていた。
今さらここで何を喚いても年寄りの思い出話にしかならないし、自分は時代の転換点をただ静かに見守るしかない。これで「自分が良く知っている懐かしい渋谷」は消えてしまうことになるけれど、新たに定着をし始めている渋谷に慣れなければ置いていかれるだけだよね。





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