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おんがくっていいな。

更新日:2021年8月7日

2021年6月14日


小林亜星さんを偲んでアップします。この二曲の類似性について論じている人を見たことはこれまでに一度もないが、個人的には中学生当時から「にんげんっていいな」のサウンドはテクノであり、当時のYMOの音作りを踏襲(ある意味、パロディ化)したものだと捉えている。この「カオス・パニック」を収めたアルバム「浮気なぼくら -インスツルメンタル-」の発売が1983年7月、「にんげんっていいな」の発売が1984年2月と時期もほぼ合致している。プロフェット5(シンセサイザー)やリン・ドラム(リズムマシン)の音を意識的に真似ているのは編曲を担当した久石譲氏のある意味ジョークのようなものではなかったのか・・と勝手に考えているのだけど、証言や資料などが全く無いので想像の域を出ない。


小林亜星さんの訃報に接し、CMソングやアニメ主題歌等で幅広く親しまれている氏の膨大な作品について多くの人が言及するだろうから、そのあたりは割愛させていただく。極めて日本的な、キャッチ―で親しみやすい曲で全国民を楽しませてくれた稀代のメロディーメーカー。奇をてらわず、最後は必ずCで落ち着くところが魅力だったのではないだろうか。



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