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人と人。

更新日:10月15日

2025年10月11日


日々の生活の中で、自分の言動であったり立ち居振る舞いであったりを通して時々「コイツは何も考えていないヤツだ」と勘違いされる事がある。人と争ったり我を通し合ったりしてギスギスしたくないという思いから極力笑顔で過ごすようにしている事が時折「雑な扱いをしても構わないだろう」と思い込まれることにも繋がる。そこには自分の年齢や人生経験に対する相応の敬意と言うものをさて置いても、人に対する最低限の礼節すらも感じられないことがままあり、それをとても残念に思うと同時に、自分の身の振り方がいかに下手なのかという事をいつも痛感させられる。言いたいことがあるなら言えよ、こちらは遠慮なく意見するから、お前も本音で来いよ――と言われても、一般的に分別のある大人は思ったことをあけすけには言わない。理性的に付き合うべきである事は社会において大前提だ。誰に対しても遠慮もせずに言いたい放題を言う人間はスポイルされる・・・こんなことをある種自身の信条として生きているけれど、何年歳を取ってもすべてがうまく行くことはない。末っ子であるという生い立ちから、また無名の声優と言う職業柄からも、様々な場において邪険にされ馬鹿にされ粗末に扱われる事にはすっかり慣れ切っている。しかし、もうこの年齢にもなればそれが次第に減少傾向をたどってもいい頃ではないか。人と人とが接する時、相手を尊重し相手の言葉を聞く。これはどんなシチュエーションにおいても当たり前だし、人間同士がコミュニケーションを図る上でのマナーだ。そうしたものが、どうも自分が行く先々で欠如しているように思えてならないのだ。顔で笑っていても、とても悲しい気分になる。


今日は三軒茶屋で音楽仲間のライブを観て、新宿へ移動して前職で同僚だった方々との飲み会へ合流するという流れ。久々に訪れるライブハウスはフュージョン系のバンドがよく出演することで知られるハコだが、自分は14年前にブラスアンサンブルのドラムで演奏した懐かしい場所。オリジナル曲を演奏するアマチュアバンドでありながらブッキングではなくワンマン(対バンがいない)ライブとあって一部二部制でゆったりと進行するのでMCもやたらと長い。話を聞けばバンドの歴史は長くメンバーチェンジも繰り返しているとのこと。面白おかしく脚色していたけれど、バンドの中核を担うメンバーが古株でかつ幼馴染であったりするというのは後から加入するメンバーにとって大変なのだ。このバンドは活動を続けられているので素晴らしいけれど自分は過去そうしたバンドに加入したがついていくのが大変で様々に苦労した。常にメンバー同士で陰口を叩き合っているから不仲なのかなと思えど結局よくある痴話喧嘩。またある時は自分のバンドに幼馴染でともに活動してきたメンバー二人が加入した時にもその二人の間で揉め事が起き、もう奴(幼馴染)とは一緒にやれないから追放する!と息巻いたと思えば代わって新加入したメンバーが気に入らないから「幼馴染の彼を戻します!」と勝手に独り決めをされたりで終始振り回されっ放し・・・それが決定打となって解散を決めたのだけれど、これは職場でも同じ事だよね。すでに同じメンツで結束があり完成されているチームに後から加わるというのは独特のルールや不文律のようなものを理解する必要がある。新しいメンバーを募集しそれを受け入れるバンドは本来新加入する人間を暖かく迎え入れストレスなく演奏に集中できる環境を整えてやらねばならないものだが、これが徹底されているという例は少ないんだよね・・・そんなことが頭の中を駆け巡り

自分がこのバンドに入ったら続くかなぁなどと想像しながら見ていたが、18時半スタートのライブが20時を過ぎても終わらず、これは間に合わんと演奏中に途中退席をして飲み会へ。

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飲み会には15分遅れで合流。先月下旬までご一緒していた方々なのでさほど久しぶり!という感じではなかったけれど、特に会話が弾むわけでもなく現況を尋ねられるわけでもなく。どうも場違いなところへ一人紛れ込んでしまったのだなと気付いてガッカリ。互いに顔を合わせていながら会話をしないというのは血の通った付き合いをしたい自分とは志向が違う。しばらくでした、お元気ですか?新しい仕事はどうですか?そんな言葉は聞けなかったな。

これ、何のための飲み会?


人と人が相対する時は、互いを尊重し、相手に興味を持って話を聞く。これが自分の信条であり自分の生き方。日々それが出来る場所に、叶う事なら身を置いていたいと思っている。

お酒も美味しく飲みたいよね。

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