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さよなら、龍馬が愛した望龍碗。

2026年1月13日


毎年1月、この時期は東京・新宿の京王百貨店で開催される「駅弁大会」がニュースに取り上げられ「ああ今年もそんな時期だなあ」などと思ったりするのが一つの風物詩であったりするのだけど、かれこれ10年近くはご無沙汰しているか。大好きな福岡は東筑軒の「かしわめし弁当」目当てに通っていた時期もあったけれど、朝一番の整理券をゲットして午後からの引き換えまで待つというのがどうにも効率が悪く面倒になってしまった(今年は出店もないようだ)。イベントとしての盛り上がりは大事とはいえ、気軽に利用できないというのは二の足を踏んでしまう。そんな折、ふと思い出して調べてみるとかつて波佐見焼の立派な碗に入った鯨(げい)カツ弁当を買った長崎の「くらさき」が昨年6月に自己破産を申請して閉業してしまったことを知って絶句してしまった――復刻して販売された望龍碗(もうりゅうわん)が気に入って(実際は奥さんが割ってしまったので)通販でリピート購入したり、鯨カツを取り寄せたことも何度かあったほど。経営が続いていれば今年で創業80年を迎えていたはずだった老舗。件のお碗は手間がかかっていて「売れば売るほど赤字になる」という記事を当時読んだ記憶があったが、これも時代の流れなのか。大事に使っていきたいね。



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