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絶句。

更新日:2022年11月27日

2022年11月26日


身体がだるく、悪寒がして、鼻水が出る。そして喉も痛い。熱がないのが不幸中の幸いか。不謹慎なことを書くけど、今日はずっと楽しみにしていたカシオペアセッションの日。どんな状況下であれ何としてでも参加してやるぞとギリギリまで考えていたけど、母の逝去の日にドタキャンという形で涙をのんで辞退した。(お母さん、来週セッションがあるんだよ、楽しみにしてるんだ、出てもいいよね?)などと病床の母の耳元で囁いていたのだけど、母はそれをきちんと聞き届けてくれていた。明日が通夜で、明後日が告別式。エアポケットのようにスケジュールがなくなった今日。ああ、母は計算して取り計らってくれていたんだ。実際に、3年前に自分が代表を務めた中学校の全体同窓会の時、(どうしても時間がないんだ、もうダメだよ)と母に泣きついたことがあったけど、母の急変で仕事を一週間休むことになり、はからずもそれによって全て間に合う結果となった。自分は母に助けられたのだ。


(あら、行かなかったの?バカねえ。楽しみにしてたんでしょ?)

―そんな声が聞こえる気がする。何という人だろう、母はどこまでも偉大だ。偉大すぎる。


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