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執筆者の写真Ryusaku Chijiwa

ミシュランひとつ星の饗宴。

更新日:2021年5月8日

2021年5月7日


今日はオフ。奥さんは仕事で遅めのお帰り予定。どこへ出かけることもなかったゴールデンウイークが終わってみれば何かもやもやした感覚が残り、去来するのは(あぁ何か美味しいものが食べたいな・・)という思い。しばらくガッツリした物も食べてないからね。数日前に食べた韓国料理のチヂミが今一つで、そうだ以前にデパ地下で買った大根餅が美味だったな、あれを買いに行くか・・・と発想はごく単純なものだったけど、久しぶりに電車で都心へと出かけることに。その店は新宿は伊勢丹の地下一階の食品コーナー、旨の膳に位置する「富麗華(ふれいか)」。情報を確認するために改めてネット検索をすると、東京・東麻布の高級中華料理店だったのだと初めて知る。前回は別の買い物のついでに大根餅と海老春巻を買ったのみだったけど、食べログには「名物の黒チャーハンは外せない」とあるではないか。よしそれならばと件の黒チャーハンを買ってみましたよ、ええ(画像は借り物です)。


自宅を出たのがもう夕方で、都心の夜はどこも早じまい。ちょっと立ち寄ろうかなと思った店がことごとく休業中なのは緊急事態宣言下で仕方ないところだけど、戦利品が少ない気もするな・・・と、ふと音楽仲間がSNSに投稿していた南口サザンテラスの添好運(ティム・ホー・ワン)を思い出して行ってみた。かつて「クリスピー・クリーム」があった場所だ。

香港点心の人気店としてメディアでも頻繁に取り上げられているらしい。それでいて値段はごくごくリーズナブル。買ってみたのは「スペアリブの蒸しご飯」。豆鼓蒸しは大好物!!


収穫大いにありでホクホク、自宅に戻って奥さんの帰りを待ってデリを広げる。晩酌は久々に紹興酒を出せばなお気分が上げる。黒チャーハンはシンプルながら中国たまり醤油のコクと香ばしさが後を引き、思わず「ウマイ!」と唸ってしまった。大き目の松の実のサクサク感も良いアクセントになっているね。さすが麻布十番の人気店、チャーハンで感動したのは「天厨菜館(てんつうさいかん)」で食したほうれん草チヤーハン(翡翠炒飯)以来かも。スペアリブの蒸しご飯は、豆鼓蒸しの味付けの甘さはもちろんのこと、ジャスミンライスのなんと薫り高いこと!奇しくも、いずれの店ともミシュラン一つ星。たかがご飯物、されどご飯物。その美味さの快楽に、しばし呆然としてしまったよ(いやホント)。リピ確定!!


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