8月15日、父と。
- Ryusaku Chijiwa

- 8月15日
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更新日:8月17日
2025年8月15日
父とのサシ飲み。前回から二か月ほど開いてしまったろうか、ちょうど仕事の切り替わりで研修に苦戦していたこともあってなかなか時間が取れなかったがようやく落ち着き、現況の報告も兼ねての訪問。時間に余裕を持って出掛けたのであちこち寄り道をしたが、お盆ともあって腹ごしらえをしようと思っていたラーメン店(二年ほど前まで何度か寄っていた店が閉業した後の居抜き新店)、寿司屋は休業、二、三度寄ったことしかなかったが隠れ家的で気に入っていた蕎麦屋は今月で閉業したという張り紙が(創業二十一年だったとのこと)。どんな街も時代とともに新陳代謝しその姿を変えていく。栄枯盛衰、諸行無常だね。仕方なく寄った何の特徴もない地元の蕎麦屋はコシも香りもなく残念な味。時間通りに実家へ着くと父はちょうどBSで「日本のいちばん長い日」(1967)を見ていたので(自分は未見)、一緒に見ながら笠智衆が社会派の作品に出るなんて珍しいねとか、おぉ加藤武や黒沢年男が若いなあとか、戸浦六宏は大島渚組の人だよとか、藤田進の訛りは面白いねえなどと勝手な事を言い合いながら鑑賞。こういう時間もなかなか楽しい。終戦記念日に因んで普段あまり聞くことのない父の戦争観や当時の体験談などからいつもの如く雑多な話題で酒を酌み交わす。今日は二人で四号瓶を一本ちょっとと控えめ。珍しくビールの乾杯でスタートして、締めは持参した白州ハイボール。やはり美味いね。いい時間が過ごせました。また飲みに行くよ。





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