懐かしき故郷の風景。
- Ryusaku Chijiwa

- 10月14日
- 読了時間: 1分
更新日:10月20日
2025年10月14日
小学生の頃、夏休みや正月休みには両親の郷里、福岡へ連れて行ってもらうのが恒例行事であり大きな楽しみであった。母は西新(福岡市早良区)、父は香月(北九州市八幡西区)の出身。今は立派な都会になっているけれど(香月はそうでもない?)当時は目ぼしいものが何もない田舎の風情が残る殺風景な場所。田園地帯にはトタン作りの小屋があちこちに点在し、その壁面には様々な琺瑯(ホーロー)看板が貼り付けられており、中でもひときわ目を引くのが「ウララ」の文字。一体何の会社か、何の商品の宣伝なのか皆目見当がつかない。昭和50年代初頭にはすでに廃業していたようで詳しいことを知る人は周囲に誰も居なかったけれど、高級御化粧用衛生紙(つまりティシュー)のメーカーだったと知ったのはずいぶんと後の事。今はググっても全くと言っていいほど情報がないから(東京にロゴと名前を流用した飲食店があるらしい)、このネタもわかる人はもはや少ないのだろうね。過日、temuでオリジナルTシャツを安く作れると知ってデザインを拝借してみた。欲しい人っている?

いまや滅多に見る事が出来ない(と思われる)ウララの実物。
随分前にオークションで手に入れたものの使いようがないので困っている一品なのだ(笑)





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