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守られていくもの。

更新日:2023年1月24日

2023年1月20日


連日、遠征している東京は赤坂で思い出深いものといえば、老舗「しろたえ」のレアチーズケーキ。マニアックなスイーツ好きの方でなくともここのファンは多く、夕方過ぎにここを通るといつも列が出来ている(画像)。自分が初めてこのケーキを食べたのは収録スタジオでのこと。何の作品だったか忘れてしまったけれど、差し入れとして沢山並べられていたのがなかなか壮観でありながらも予備知識がないところに、「これ、美味しいのよね」「好きなんだよなーこれ」といった周囲の賛辞を聞いて、なるほどこれは名の知れた物なのだなと気付いた次第。何度かお土産に買って帰ったこともあったけれど、もう十数年前の話。実はちぢぃー、レアチーズケーキ特有のレモンの酸味がちょっと苦手で「しろたえ」は美味しいと思いながらも飛び抜けて好き!というまでのものではなかった。でも、味覚は年齢を経て変化するもの。ある日列が出来ていないという場に運よく出くわし、久しぶりに買っていくかと立ち寄ってみた(店内に待つ人はいたけど)。定番のレアチーズケーキと、奥さん用にフレジェをひとつ。そういえばレアチーズはホールサイズ(ハーフもあり)もあったねえ。


久々に食した感想は・・・「う、美味ーーーい💕」シンプルながらチーズが濃厚で何ともリッチな気分。苦手だったはずの酸味も穏やかで尖ったところがなく、このケーキには不可欠なものとして成立している。素朴で、誠実な味なのだ。ああ、こんなにもバランスが取れていたんだね、気づかぬ自分はまだ味覚が幼かったということか(三十過ぎだったけど)。

かくして時を経て改めて自分のお気に入りにランクインした「しろたえ」、再び立ち寄ろうと心に決めつつ(収録でもまた食べる機会があるといいな)と思ったちぢぃーなのでした。

(画像は別の日に買った時なのでレアチーズケーキとフロマージュスフレの取り合わせ。)



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