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四半世紀越しの雪辱。

更新日:2023年3月21日

2023年3月17日


自分の周辺だけかも知れないけど、SNSのあちこちで話題になっているセブンイレブンのカレーフェス。今日はこちらに挑戦です。デリーは実店舗に足を運んだことはないけれど、随分と前からちょっとお高めのレトルトカレーが成城石井などの高級スーパーに並んでいるのを知っている(かれこれ30年以上?)。それを20数年前に一度だけ買ったことがあるのだけど、漆黒でサラサラのカシミールカレーの強烈な辛さが好みに合わず(というか食べ切れず)、ほんの少し食べて捨ててしまった。その時に思い出したのは、かつて渋谷にあった老舗のカレー店「いんでいら」本店(※道玄坂店は現在も営業中)でやはり同じようなカシミールカレーを注文して残してしまったこと。インドカレーを供するスタイルのステンレスの小さなカップに入ったソースがあまりにも辛く、されどせっかく頼んだのに食べないのは勿体ないと、20分ぐらいだったかの時間をかけて何度もチャレンジしたものの結局諦めてしまったのだった。それらの体験による敗北感のようなものが手伝って、「カシミールカレーと名の付くものには手を出さぬこと」という不文律が自分の中に生まれて今日に至っていたので、その激辛カレーに敢えて挑戦するというのはかなりの勇気が必要だった。しかし四半世紀前もの前に敗れ去った雪辱を果たしたいという思いと、今の自分ならば乗り越えられる!という密やかな自信が勝り、果たしてカシミールカレーと対峙することに(ちょっと大袈裟?)。いや、ズンと重くのしかかるような辛さはいまだ健在。ああ、この味だと直感したけれど、恐らくは辛さを抑えてあるよね。これが異文化というものなのだなどと考えながらそれほど時間をかけず完食。ただ辛いのではなく、複雑なスパイスの辛みと旨味も感じられました(でも激辛と書いてあるだけあって相当辛いんだけど)。それほど辛さのがないコルマカレーに助けられた格好。デリーのカシミールカレー、ようやく乗り越えました!



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