勝利への執念。
- Ryusaku Chijiwa

- 11月6日
- 読了時間: 2分
2025年11月6日
ドジャースファンなのかと訊かれるなら、正直なところ大谷、山本、佐々木と在籍する日本人選手の活躍がやはり気になるという意味で付和雷同型のにわかファンに分類される自分。ワールドシリーズを含め今年のシーズンを振り返ってみると、特に後半戦だが昨年と違ってもどかしさが募って見ていて疲れる試合がとにかく多かった。打線の好不調の差があまりに激しく好投する山本に勝ち星がまるで付かない、中継ぎと抑えが崩壊して試合を落とす悪循環が何度となく繰り返されるなど、楽しくワクワクしながら観戦できないジレンマが続き、9月10月は途中で見るのをやめるという日が何度もあった。地区優勝は果たしてもポストシーズンを勝ち抜いてワールドシリーズに進出するのは無理だろうとさえ思っていた。その予想が外れてブルージェイズとの最終決戦という状況になっても、(ここまで来たのだから負けても仕方ない)という冷めた思いで見ている自分がいた。それが蓋を開けてみれば稀に見る熱戦、死力を尽くした戦いで3勝3敗のイーブンにもつれ込んでの第7戦まで至った。しかしまだ期待をすれば裏切られる(疲弊する)という疑心暗鬼にかられ、試合経過はあえてチェックせず。その日はセッションで演奏するので余裕も無くでそれどころではなかったし。ところが14時の開演直前「延長戦でドジャース逆転してるよ!」という誰かの叫びを聞いてバンド仲間同士で騒然となり、11回裏のイニングを皆で注視した。そして勝敗を決めるゲッツー・・・勝った、ドジャースが勝ったよ!一体何ということだろう、まさに奇跡としか言いようがない。ブルージェイズは打撃も守備もピッチャーも良くとても強かったので勝ち目はないと思い込んでいたのだ。やはりドジャースが地力に勝っていたのか。にわかファンであってもある意味「突き放して」見ていたほどだったのに、何というドラマ、何という2025年シーズンだろう!大谷を擁しての二年連続のワールドシリーズチャンピオンだなんて、あまりにも出来過ぎていやしないかね。日本人三選手が居なかったらここまで来られなかったのではないかというのが決して大袈裟な表現ではないほど、要所要所で活躍してくれたことは嬉しい。山本の(WS)MVP受賞は異論なし。佐々木もリリーフに回って新たな活躍の場が出来たことは素晴らしいし、大谷は投打で文字通りの二刀流を体現して見せてくれた。凄かったね。第7戦はその後地上波でハイライトを見たけれど配信で二回見てしまったよ。勝つとわかっているからね(笑)お疲れ様!こっちもどえらい疲れたわ!ww





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