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執筆者の写真Ryusaku Chijiwa

クインシー・ジョーンズ。

2024年11月12日


御大クインシー・ジョーンズの訃報を聞く。享年91、死因は明らかにされていない――。

あらゆるジャンルの音楽に精通し作・編曲家として、アレンジャーとして、プロデューサーとして八面六臂の活躍をしてその名を知らしめた才能の塊。マイケル・ジャクソンとの仕事が最も有名なところだが、チャリティー・シングル「ウィー・アー・ザ・ワールド」の収録ドキュメンタリーでその姿を見て記憶している人も多いだろう。だが個人的にクインシーと言えば、やはりこれになる。スティーブ・マックィーン、アリ・マックグロウが主演の映画「ゲッタウェイ」(1972)のサウンドトラックは「愛のテーマ」がシングル盤でリリースされたのみでジェリー・フィールディングが手掛けたリジェクト(未使用)スコア盤がフルアルバムで流通しているという寂しい状況。劇伴は確かに少なかったが、これを機に完全版としてリリースしてもらえないだろうか。キーボードはデイヴ・グルーシン、ハーモニカはジャコとの共演でも有名なトゥーツ・シールマンス。哀愁を帯びたサウンドが染みるのだ。



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