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天賦の才、何処へ。

2023年3月27日


今日はオフ。行き詰って心身ともに疲弊した自分を解放する日。ぼんやりとEテレを見ていたら、「にほんごであそぼ」の過去アーカイブ放送で久々に講談師の神田山陽さんを見る。高座で拝見したことはないが、神田伯山をして天才と言わしめた実力派でありながら、突如講談師としての活動を辞めてしまったという謎多き方。この方を見ているとオーバーラップするのは奇しくも同じ「にほんごであそぼ」にうなりやベベン名義で出演していた浪曲師の国本武春さんだ。この方も実に多才な方であり、自分は今も天才であると信じて疑わない。最初に見たのは「ロック爆笑族」という深夜番組で、三味線をエレキギターのように掻き鳴らしながら忠臣蔵で大石内蔵助が刃傷に及ぶシーンを挟むというもの。その後の活躍ぶりは高座にとどまらずテレビドラマや音楽番組への出演、アニメの声優や挿入歌を手掛けるなど幅広く、さらなる飛躍を期待されていたものの2015年に55歳の若さで早世した。惜しい、実に惜しい。浪曲の楽しみ方と銘打って観客イジるネタは捧腹絶倒。バージョン違いがいくつか動画サイトに投稿されているけれど、一番面白いのはこちら。スタジオの観客の喜びようを見よ!まさにこれがコール&レスポンス、阿吽の呼吸というべきもの。彼の芸が洗練され見事に確立していることがよくわかる。才能ある人が消えていくのは本当に残念だ。


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