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友よ、生きているか。

2019年5月29日


このブログで時々書いている、小中学校時代からの付き合いがあるかつてのバンド仲間で、現在は宮城で漁師をしている親友。その彼がフラリと帰京するというので、お互い青春時代を過ごした地元でサシ飲み。顔を合わせるのは正月に拙宅で飲んで以来、年に一度の二人きりでの飲みは1年ぶりで、これで三度目。もう、こんな「大人の付き合い方」をする友人は彼だけになってしまっているので、とにかく大事にしたいといつも思う。誕生日は一日違いのふたご座なれど、性格や個性はそれぞれに大きく異なる。でも、こちらの話をよく聞いてくれるし、変わり者(?)の自分のことを理解してくれ、リスペクトしてくれている。自分もまた、豪放磊落に見えながらその実とても繊細な彼のキャラクターをよく解っているつもりでいるし、その生き方を応援している。彼はベーシストで自分はドラマーだから、リズム隊を組んでいたことでお互いが阿吽の呼吸で通じ合える部分が多いのではないかとも思う。いつも酒を酌み交わしての会話はとりとめがないけれど、今回は爆風スランプにまつわる昔話、14歳から21歳までともに活動したバンドの記憶をたどっての思い出話が中心。こちらはお土産にと酒肴を差し入れ、彼は自ら収穫している「こいわかめ」を持って来てくれた。お互いの仕事や日常、これからのこと、とりとめなく話してあっという間の4時間だった。

友よ、また一献傾けながら、お互いが日々生きていることを報告し合おう。


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