2020年6月21日
自身のささやかなるヴィンテージ・ウォッチのコレクションについては数年前に書いたきりだったと思うけど、久々に現在のラインナップをご紹介。普段使いとして最もアクティブに活躍しているのは新品で買ったセイコーのパイロットクロノ逆輸入モデル、SND255P1(まだまだ元気)。アンティーク系では昔手放してから5年ほど前に再び入手していたダンヒルのエリート2ロウを昨年オーバーホールしたうえ割れたガラスも交換していたのだけど、思ったほど活躍の場がなくこの春に手放してしまった。残っているのは同じダンヒルのロンデニウム。長い付き合いで、いつの間にか二本持っているんだけれど、これまたしばらく止まっていたものを一本のみオーバーホールして稼働させている。でもこいつが意外と水が入りやすいので、今の時期はお休み中。こうしたちょっとドレッシーなモデルをもっと気軽に使いたいと昨夏手に入れたのが、ロンジンのゴールデンウィング。竪琴をモチーフにしているので、音楽にまつわるアイテムなんだという思い入れも湧くというもの。つややかなブレスがお気に入り。そのお隣はやはり普段使い用にと最近入手したユンハンスのマイスター。通年でメタルブレスを使うのが好きなんだけれど、まあ一本ぐらいはレザーベルトを持っていようという意味で。出自不明のモデルで、恐らくはプロモーション用ではないかと思うが、フォルムはなかなかに美しい(左上にチラ見しているのはビデオ―シーバーだ)。
そして、このほどダンヒル・エリートに代わるものとして手に入れたのが、ロンジンの定番モデルである「ラ・グラン・クラシック・ドゥ・ロンジン」。極めてオールドファッションではあるんだけれど、決して古さを感じさせないエレガントなフォルム。ケースの何という薄さ!ブレスの何という美しさ!エリートがあまりに華奢で着けにくかったのに対し、これはガサツなちぢぃーでも(?)しっくり腕に馴染みます。文字盤、ブレスのデザインのバリエーションが多いモデルだけれど、今回手に入れたこのモデルが最も理想的。美しいねえ。
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