熱量。

2024年11月15日

金曜は声優講師の日。90分授業を3コマ、ほぼしゃべりっ放し。先週、今週は自分も生徒に交じってマイクの前に立つ。いみじくもプロの声優と一緒に実技をすることによって何かを感じ刺激として欲しいという狙いもある。東京演劇学院声優科、東京アナウンスアカデミー声優科、同人舎たまごの会、マウスプロモーション附属養成所・・・授業の中で先生と共演する機会なんて一度もなかったな。だからこそ（これがプロなのか！）と思ってもらわねば意味がない、（なんだこの程度か、俺達と変わらないじゃねえか）と思われたら意味が無いし講師失格だ。5分ほどのシーンを役を入れ替えて何度も繰り返す。最初はおずおずと台詞を言っていた生徒も慣れてくると次第に熱を帯びてくる。アドリブを入れたり息を入れたりしてコツが掴めてくる。するとアフレコの面白さがわかってくる・・はず。とにかく経験を積まなければ何にもならない。せっかくレッスンに行ったのに「今日は一言、二言しか台詞が無かったよ」という経験は過去何度もあった。不完全燃焼だし、モチベーションが上がらない。とにかく声を出すこと。全身でやってみること。君達の熱量で先生を圧倒してくれ！