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虹伝説。

執筆者の写真: Ryusaku ChijiwaRyusaku Chijiwa

更新日:2023年9月6日

2023年9月3日


いよいよ今日はヘルプで初参加の高中正義クローズドセッション。4曲(うち1曲は組曲)エントリーして結局個人練習に入れたのは前日2時間と当日の2時間のみ。本番当日の朝練は地元・町田の音楽スタジオで最も大きい、そして懐かしのAルーム。ここはかつて神奈川県央B’zセッションで使われた部屋だ。もう8、9年前のことかな。B’zを演奏する機会は無くなったけれど、演奏活動に復帰した40代の自分がもう一度現役のプレイヤーに戻る大きな道筋となった大事な期間、沢山の仲間と語り、笑った思い出の場所のひとつ。でもそんな郷愁に浸っている場合ではない。課題曲の進行(構成)が頭に入っていないのだ・・。


ハコは昨年来様々なセッションでお邪魔している東京・大久保のバンプさん。いざ!!!!

【エントリー曲】

READY TO FLY

BLUE LAGOON

ALONE

黒船~嘉永六年六月二日/嘉永六年六月三日/嘉永六年六月四日


奮闘!!!するも、見事なまでにどの曲でも構成を間違えてコケまくり。あぁ、南無三。。

これじゃせっかくヘルプに来た意味がなーーーい!!


そんな中で、奇跡的に崩壊しなかった唯一の曲がこちら。気負わなかったのが功を奏したのか?いやいや、ギタ―の組長こと野崎さん、ベースのくぼあつさんこと窪田さんはそれぞれ名のある超強力なプレイヤーさん。こういった方々と演奏をご一緒すると限りなく自由度は高くなりいくらでも乗っかっていけるという証明のようなもの。ちなみにちょこちょこ見ているのは譜面ではなく進行を書いたアンチョコ。フロアタムに置いていたから2´21~の二拍三連で落としてしまい、足元を目で追うが後の祭り。それでも演奏が完全に安定していると読んで3´32~予定にないサンバキック(ダブル)を入れたりする余裕も。残念ながら顔は映っていないけれどこれほど天国のような幸福感を味わいながらの演奏って珍しい。


好評だったのでおかわりタイムで再演したら見事にコケましたよ、意識するとダメねえ(笑)


この年齢になるまでアルバム単位で聴くことのなかったタカナカだけど、超一流のスーパーギタリストであることは認めるところだった自分(ミカバンドを聴いていたからね)。人生において高中が青春だったという人は本当に多い。この日も参加した方々の話を聞いていると、本当に各人の「高中愛」の深さを感じて感心するばかり。自分より少し年齢が上の人達がタカナカのロゴ入りTシャツを着て楽しそうに語り合っているのだ。こんな素敵な光景はなかなかないよね。画像は組長愛用のロゴ入りストラップだけれど、これもまたファンの間では有名な工房で製作されたものとのことで、「それ、一世代前のモデル僕持ってますよ」なんて会話を聞いているとこちらまで嬉しくなる。そう、誰もが永遠のギター少年なのだ。


実はこのセッションのヘルプの話をもらう半月ほど前、YouTubeでたまたま見つけた高中のサダージ発売40周年を記念してアルバムの演奏を完全再現した2022年のライブ映像を見ており、高中も70歳、トノバン(加藤和彦)やユキヒロと次々鬼籍に入る中で頑張ってるなあとか、演奏の途中で座ったりするんだねなどと思いつつ見ていたので、お祭りバンドで「タイムマシンにお願い」を演奏したことと併せてちょっとした奇遇に驚いていたのだ。次回にもしまた参戦する機会があるならば、もっとしっかり仕込んで臨みたいな。リベンジです!


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