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41年の時を超えて。

2019年4月21日


これは先日、オークションで入手した電車模型、永大(エーダイ)グリップの「ミニックトレーン国電101系」。僕はこれを小学2年生ぐらいだった頃、誕生日プレゼントとして父にねだったのだ。玩具店で目にした記憶だけをもとに、メーカー名も商品名もわからぬままに「細長い、長い編成の模型があるから、それが欲しい」と。父が仕事帰りに買ってきてくれたのは、違うメーカーの違う商品。誰が見ても無理からぬことなのに、「これじゃない、取り換えてきて!」と駄々をこねたのだ。まだ8歳だったけど、末っ子の甘えん坊という部分が多分にあり、父の苦労も知らず随分と冷たく身勝手な言い方をしたわけで、内心(ちょっといいすぎたかなあ…)と申し訳なく思った記憶が残っている。顧みれば人生49年、両親には大事に大事に育ててもらったけれど、こんな我儘な言い草をしたのはこの時のほかはあまりなかった(と、思う)。何かをねだって買ってもらう時は誕生日の前倒しだから、というのを決まり文句に父は鷹揚に笑っていたのを思い出す。とにかく感謝、感謝としか言いようがないよね。そしてあの時は、無茶なワガママを言って申し訳なかったねと伝えたいな。まあ、忘れてると思うけど(笑)。 ちなみに長年判然としないままだったメーカー名と商品名がわかったのは偶然のことで、やはり兄が小学生の頃に自作していたスーパーカーのプラモデル「マセラティ・ボーラ」がとてもカッコ良かったことを思い出して検索している中で「永大グリップ」の名が浮上し、それを追ううちに見つけたというもの。長年探していた、すごく欲しかったというわけでもないけれど、41年ぶりに再び想い出を再確認して、感慨無量のちぢぃーでありました。