2023年1月19日
オークションで見つけて即座にゲットしたミュージックカセット。自分が小学6年生の頃に愛聴していたザ・モンキーズのベストアルバム「ゴールデン・ストーリー」だ。アナログ盤は二枚組、日本企画盤でCD化はなされていないのでiTunesには自分で編集したものを入れている。ごくごく小さなことだが、モンキーズの楽曲にはアルバムによってバージョン違いが混在しており、「恋はちょっぴり」のイントロが短くなっているものや「すてきなヴァレリ」のエンディングがあるものとフェードアウトするものがあったりで、自分は当時聴いていたそのままの音源が欲しかったのだ。特に「ポーパス・ソング」は海外編集のベスト盤やYouTubeでも聴けるバージョンはこの「ゴールデン・ストーリー」には入っていなかったので(「ヘッド」サントラ盤の「オープニング・セレモニー」とクロスフェードしているのでイントロが頭から聴けない)、のちにオリジナル版を聴いた時には驚いたものだった。今回はこの部分をもう一度確認するため(アナログの中古盤を買えばいいのに・・と言われそうだけど、レトロなラジカセで聴けるというのもポイントが高いしね)。結果、やはりオリジナル版ではなくサントラ盤のものが強引なフェードインで収録されていた。カセットなのにこの曲だけは何故かレコードのチリノイズが乗っていて、もしかするとこのアリスタ版(日本フォノグラム)では原盤を使っていないのかも?と勘繰ってみるがあくまで憶測の域を出ないもの(ブームに乗じた即製盤だったし)。このミックスは世界のどこにもないものだと判明しただけでも大きな収穫。マニアならではのお話ですが、真相を知っている方います?
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