2024年9月2日
回顧するにはまだ早いかもしれないが、暑い暑い夏だった。酷い暑さだった。ここ数年は夏になれば連日記録的猛暑更新のニュース、地球は一体どうなってしまったんだろうという程の気が滅入る暑さの中で久しぶりに仕事で揉まれ、試行錯誤を繰り返したうえに思わぬ展開になった。今年の夏はずっと記憶に残るだろう。そんな酷暑が続いた日々が9月に入って影を潜めている。たとえ晴天でも気が遠のくような熱波に身を包まれるような感覚はない――そう、風が変わったのだ。夏日であっても頬をなでる風が心地好い。感じるのは秋の訪れ、嫌なことはいつまでも続くわけではない。そうだ、待てば状況は必ず変わるのだ。幼い頃に格言・名言を集めた本で知った中根東里の好きな言葉を思い出す。出る月を待つべし、散る花を追うこと勿れ。過去にとらわれることなく、前に向かって進んで行かなければならぬ。
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