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遥かなる想い。

執筆者の写真: Ryusaku ChijiwaRyusaku Chijiwa

2025年2月6日


半年間という短期間のピンチヒッターという形で続けてきた週に一度の声優の非常勤講師も明日の授業で終了。延長は打診されていないのでこれにてお役御免となるので、最後は生徒たちに(先生はこんな仕事をやっているんだよ)というのを見せるつもりで過去出演作品の

映像を久々に引っ張り出したり検索したりしてあれこれチェックしてみると、やはり何よりまだまだ未熟だなというところが先に立つ。モノによっては(うん、我ながらなかなかよくやっているじゃないか)というものもあったりで、どの作品にも懐かしさの中に様々に去来する思いがある。まず一番に挙げるのはやはりアニメ「銀河鉄道物語」になるかな。放映された2003年は声優事務所の同人舎を辞して再起を賭けるべくマウスプロモーションの養成所生として勉強中だった時。サブキャラながらベガ小隊隊長という立派な役を与えられたのに、初アニメレギュラーで現場慣れもしておらず、演技も不安定。誰よりも活舌が悪いのが目立ってしまっていて本当に惜しい。収録に際してリハVは事前に渡されず映像は恐怖の当日見(テスト→ラステス→本番)。それでも必死でやっていたんです(これでもね)。全26話すべてには出演していないけれど、ベガ小隊のメインエピソードがあったりしたし、村瀬というだけの名前が「千々和さんのイメージと合っているから」と村瀬龍作と命名してもらったり、収録は毎回熱い熱いエネルギーに満ちていたりで本当に素晴らしい現場だったと22年を経た今でも思う。これが原体験のようなものとなり、さらに上さらに上へと思いつつこの世界を歩いてきた。でもこれほどまでに「激熱」な作品は他には見当たらないね。


19話は全26話中唯一、内輪ネタ満載の楽屋落ちのスピンオフ回。ふざけてばかりいるように見えて、以降の展開の様々な伏線となっていることがわかる。私の実家が温泉旅館(笑)

ちなみに惑星「ロブンテ・ロルドー」は逆さに読むと「踊る露天風呂」。列車ナンバー610は脚本のむとう(610)やすゆき氏にちなんだもの。松本零士キャラもあちこちに登場!


あらかじめ19話を見ているとラス前の25話は涙なしでは見られない。漢、ここに散る。。


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