2022年10月24日
直近の収録が近づいているところ、いつになく台本上がりの連絡が遅い。移籍後間もないこともあって仕事で取りこぼしはしたくないし、ちょっと不安なので事務所近くまで出向いて待機することに。閉所時間の直前に決定連絡はあったけれど、アップは明日の予定とのことで目論見は空振り。でもこういうスケジュールって、おそらくは千々和をよろしくと事務所が先方に頭を下げてキャスティグして頂いているという背景も想像できる。自分はその期待に応えなければならぬ。仕事を全うしなければならぬ。声優の仕事は外画であれアニメであれ、台本を頂くまでその中身(自分の役)はわからない。キャリアは20数年になるけれど今もって(何でも来い!)などとどっしりと構えていることなど出来ない。いつだって不安だし、恐怖さえ感じる。初めて呼んでいただいたディレクターさんだとしたら、自分の演技を全否定されたらどうしよう、とまで考えてしまう。自分が歩んできたことが正しかったのかどうかがその場で問われるのだ。この緊張感でかなりナーバスになったりするけど、疑いもなく自信満々でいるよりはいいことであるはず、と自らに思い聞かせるのだ。これは今後も続いていくのだろうな、でもそれで憂鬱になることは全くない。マイクの前に立つ、そこは自分のステージ!こんな楽しい仕事はないよね。この幸せが、ずっと続きますように――と感慨に浸りつつ、のんきに明太マヨのダブルをいただくちぢぃーなのでありました(笑)
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