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執筆者の写真Ryusaku Chijiwa

身体の神秘。

2024年6月1日


今日は仕事とリハーサルのダブルヘッダー。問題なのはスタジオリハの方で、前回から丸々一か月以上経過しているのにちっとも練習出来ていない。自分の場合は聴いて聴いて覚えるのが基本だが、構成が頭の中で整理できずあやふやなのでさらに書いて覚える。早めに出掛けてロマンスカー(特急)に乗ってのわずか30分、ノートに書き込みを加えておさらいをしたのは良かったが・・・。仕事を済ませたのち遅れてスタジオに到着すると、スティックケースが見当たらない。セミハードのスネアケースが大き目なのでシンバルやらノートやらと一緒に放り込んであったはずが、どこにもないのだ。思い当たるのは行きがけのロマンスカーでノートを取り出した時だけ。スルリと外に落ちたのに気付いていなかったということか・・・ああしまった、自分が使うスティックは一般にはほとんど販売されていない無塗装のモデル。汗かきでどうしても演奏中に滑るので仕上げのニスが塗られていないものを使用しているのだ。中学から高校、専門学校時代はとにかくスティックをよく飛ばしたもので、30年ほど前からは紙ヤスリでニスを削り落とすようになり、ここ10数年間はロックイン(山野楽器)オリジナルの無塗装モデルを愛用しているというわけ。ニスが塗られていないとあっという間に水分を吸収して重くなってしまうのだけれど、こればかりは仕方がない。だが今回は緊急事態、仕方なくスタジオのフロントでスティックを買ったがヤスリもないし開始時間はとうに過ぎているで万事休す。二時間ちょっとを何とかしのいだけれど、脱落しないように気をつけるため変な力で叩いてしまい、終わってみると両腕の筋が痛くて仕方がない。体というのはつくづく正直だ。マメというのは余計な力が入っているから出来るのと同じで、自然の摂理に反したおかしな動きをすればその弊害が如実に表れる。ボロボロかと危惧した曲の暗譜はまずまずだったのが幸いだったけれど、筋肉痛を治さねばいけないぞ。


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