贅沢な時間を、ぜひ。

更新日:9月6日

2021年9月6日


最近、自分が中学生の頃に聴いていたNHKのラジオ番組「坂本龍一のサウンドストリート」のアーカイブをYouTubeで懐かしく聴き返している中で、ゲストに山下達郎氏を迎えた回を初めて聴いたのだけど、これが意外に面白い。互いに気取らず飾らず、実にリラックスして喋っているし(対話しているのを聞くのはこれが初めて)、山下氏選曲の音楽もレアな音源ばかり。実は自分、YMOに始まってそのルーツを辿りはっぴいえんど系、ティン・パン・アレイ系からサディスティック・ミカ・バンド、それ以降のファミリーと呼ばれるアーティストはざっと(広く浅く)聴いてきたものの、恥ずかしながら山下達郎はほとんど手を出さないまま今日に至っていた。いや、正確にはベスト盤と「FOR YOU」だけは聴いていたけれど、もっと体系的に、時系列を追ってちゃんと聴いてみたいなと思っていたところだったので、その興味をさらに強くすることになったというわけ。日本のシティ・ポップスのクリエイターとしては最高峰だと認識してはいても、これほど飄々とした語り口だったとは知らなかった。そこで次は山下氏のサウンドストリートで毎年正月の恒例企画となっていた大瀧詠一氏との「新春放談」をたて続けに聴いてみたら、これまたすこぶる面白い。誰よりも恐ろしいほどに音楽を知り尽くしている二人でありながら、コアなネタでもサラリと触れる程度で、そのやり取りがまたニヤリとさせられるんだよなあ。もっと早くに聴いていれば良かったなと今さらながらに後悔しきり。そんな折に聞きつけたのが「シアター・ライブ」の有料配信。これまでライブ映像のソフト化が一切なされない中、2012年に劇場で限定公開されたライブのベスト・テイクを編集した映像作品で(2019年にもアンコール上映が行われている)、一般の目に触れる機会がごくごく少なかったもの。今回もたった10日間の限定配信。これは見ない手はないぞ。極上のサウンドを、ぜひとも楽しんでみたいね!


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