箱根の想い出。

最終更新: 8月29日

2020年7月11日


神奈川県の南西部に位置する箱根は言わずと知れた観光都市。東京・新宿からロマンスカー一本で1時間40分という好アクセスもあって、声優業界においても打ち上げ旅行の目的地となる確率が非常に高い。と言っても、私ちぢぃーのキャリアにおいて打ち上げ旅行に行った経験は二度しかなく、これはちょっと寂しい限り(もちろん、打ち入り打ち上げの食事会や飲み会は幾度となく参加しているけれど)。その二度の旅行がいずれも箱根であったのだ。最初が「銀河鉄道物語」、二度目が「吉宗」で、アニメの現場に多いのかなと思うけれど、これも十数年前の話。今も変わらず打ち上げ旅行って行われているんだろうか。週末、久しぶりに箱根に出かけることになり、箱根湯本駅から徒歩圏内の宿に泊まったのだけど、その宿のすぐ手前にある「パークス吉野」さんは、くだんの銀鉄旅行の時お世話になった場所。全員参加ではなかったけれど、結構な大所帯ではなかったかな。レギュラーで役をいただくのも、飲み会や打ち上げ旅行に参加するのも、何から何まで初めて。作品も素晴らしかったし、すべてが刺激的だったね。色々あって、同窓会的に集まれていないのがとても残念。 ここでみんなで集合写真を撮ったんだよな。15年前になるのかな?いや、懐かしい・・・


その後、記念写真発掘したのでひっそりとアップ。人数は少なかったんだけど、楽しかったなあ。この時自分はまだマウス(声優事務所)の養成所生。この夜授業があったんだよな。


アニメ「鉄子の旅」では番組レギュラーとして参加させていただいた。登場人物がごくごく少ない作品で、打ち上げ旅行も参加者はたったの4名(!)という、最少催行人数だった。小川信寛監督、主人公・横見役の檜山修之さん、自分、ほかキャスト1名という世にも奇妙な取り合わせながら、「吉宗」でもご一緒していた檜山さんとの再共演が出来た事が嬉しくロマンスカーでは隣の席であれこれとお喋りに興じたことを今でも楽しく覚えている。宿の名前は失念してしまったけれど、強羅あたりの、バスでかなり行った山奥だったと記憶している。周囲にコンビニなどはなく館内にも売店はなし、買い出しに行けないと気づいた一同は呆然となってしまった。それでも自分が持ち込んだ日本酒とわずかなツマミを食べながらまったりと夜を過ごしたのを覚えている。露天風呂に入りながら、檜山さんに「こいつは、吉宗で親の総取りみたいな(面白い)役をやってたんだよな」と言われたのが懐かしいね。そう、増岡太郎さんの越後屋とコンビだった悪代官の役だ。檜山さんは主役の吉宗の二の線を大きく崩すことが出来ない中で、二人してやりたい放題だったから。面白くなかったろうね(笑)。脇を固めたのがジュニアばかりで、時に飲み会の席などで厳しい言葉をかけられた事もあったけど、その時のことを笑って振り返ってくれているのがとても嬉しかった。


箱根湯本駅に着いた時にこの車両を目にして、思わず写真を撮ったんだった。檜山さんからすかさず「お前、鉄っちゃんだったのか」とツッコまれた(笑)。この車両のタイプで現在も現役でいるのはごくわずか。ヨーロッパ風のお洒落なデザインの車両より、やはりこちらに乗りたいね。画像は箱根湯本駅の中にある「箱根カフェ」に展示してある模型。かなりのビッグスケールで、迫力満点。レトロなカラーリングにワクワクしてしまうんだよねえ。


こちらは本物の車両。鈴廣蒲鉾本店の「えれんなごっそCAFÉ107」にあるモハ1形107号。


今回泊まった「天成園」さんの天空大露天風呂。やあ、これはお見事。景色も素晴らしく、同じインフィニティ風呂で海を見渡す赤沢温泉より好みかも。人が少ないのも良かったね。