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執筆者の写真Ryusaku Chijiwa

立ち向かうこと。

2019年7月11日


先日の「事件」の記憶もまだ醒めぬ自分ではありますが、あの夜、合宿の参加者たちの演奏を聴きながら思ったこと。本家T-SQUAREのライブではベース・ソロとドラム・ソロを絡めて演奏されることの多い難曲「NAB THAT CHAP!!」。実はこれ、かつて専門学校に在学していた1991年、学外(と言っても同じ敷地内にあった)の大学の軽音楽サークルで生まれて初めてフュージョンバンドでドラムを叩くことになった際、リーダーのギタリストY氏から課題曲として提示されながら、「難しすぎて出来ません」といって拒否した曲。ドラマーの則竹裕之さんお得意の、トリッキーなリズムパターンがとてもコピーできるレベルではないと恐れをなし、逃げを打ったのだ(そのかわり「真夏のためいき」は何とか食らいついて頑張ったが、ちっともハネていなかった)。あれから28年、フュージョン系セッションをいくつか覗いてみてきたけど、意外にもこの曲は定番として頻繁にコピーされているのだ。ただし、このドラムをスムーズに、走らずに叩いている人がいないというのも現状。色々なことがあってスクェアのセッションに出る予定は今のところないけれど、この曲だけはしっかりマスターしておく価値はありそうだ。当年とって50歳、もう曲が難しいからと逃げ回ってはおれない年齢だ。似通ったリズムパターンの「DAISY FIELD」が出来たのだから、この曲がやれないはずはない。様々な「因縁」に対する落とし前をつけるために、ひそかに練習を重ねておくことにしよう。やって出来ない事はない。挑戦あるのみ。



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