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私を形作る音楽たち。

更新日:6月2日

2023年5月31日


今月に入ってからSNS上で「私を構成する42枚」のハッシュタグを付けて音楽アルバムを列挙した画像を貼り付けるというのが流行っている様子。出所不明だがサイトを見た限りそう怪しいものでもないだろうと考え、遅ればせながらやってみた。42という数字に特に意味はないようで、これは9でも100でも設定できるようだが、数的にも視覚的にも個人の音楽的趣向を一つの画像で紹介するにはちょうどいいボリュームだろうね。サイトの検索機能ではすべてのアルバムがヒットするわけではないので、自分でググったものを貼り付けていく。好きなアーティストの作品ばかりにならないように、1アーティスト1枚の縛りで選んでいくといい感じで埋められた。何じゃこりゃと思われるようなものが混じってはいるが、決してウケ狙いというものではない。自分が留意したのは①とにかくよく聴いたもの、②苦労して手に入れた思い入れのあるもの、の二点。そうした意味では上段10枚は時代を超えて現在もなお聴き続けている愛聴盤として挙げたので、山下達郎は「FOR YOU」ではないし、YMOは「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」ではない。他にもカシオペアなど誰もが挙げる大名盤の「ミント・ジャムス」よりも「パーフェクト・ライブ」の方が繰り返し聴いた回数が多いし、ジャコ・パストリアスは1stを挙げたいところがライブ盤になったし、サディスティック・ミカ・バンドも「黒船」よりも再結成のライブ盤になったというわけ(スタジオ録音盤よりもライブ盤が好きなのだ)。下段で特徴的なのはサントラ盤からギャグ・レコードの類、落語から効果音といったいわゆる「脱・音楽」のものが入っていること。これらは主に小・中学生の頃に聴いていたものだが、自分の人格形成に与えた影響は特に大きい(効果音のレコードについては「声優グランプリ」のWebインタビューでも言及している)。和洋問わず、ポップスやロック、フュージョンの名だたる名盤が入っていないのは何でも広く浅く聴いてきた自分の探求心の無さゆえのことで気恥ずかしい部分もあるが、こうした雑多なものを吸収してきたからこそ誰にも似ていない自分の音楽性が確立されたのだと言えよう。ちなみに②に当てはまるのは加藤和彦の「あの頃、マリー・ローランサン」(CD選書で再発される前)、都内をさんざん探し回った挙句石丸楽器に問い合わせてようやく見つけたスティーブ・マックィーンの企画盤(ほとんどがサントラではない)や、88年にスイングジャーナルの録音賞を獲ったジーン・ハリスのベイシー楽団OBによるトリビュート盤など。中学生の頃に放送されていた「Theかぼちゃワイン」は「音楽集」「ベストヒット曲集」「JAZZ TRIP」の三枚を揃えるまで、苦労したんだって!


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