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執筆者の写真Ryusaku Chijiwa

日本酒進化系。

2022年1月9日


父が日本酒好きだったこともあって自分もあれこれ様々な銘柄のお酒を飲んでみようと思い立ったのがかれこれ25年ほど前だったか。声優に憧れて専門のスクールに通ってみたけれどそこから繋がるものが何もなく、バイトを転々として地に足がついていなかった時代。父と会えば厳しい言葉を投げかけられ、いつもどこか気まずい空気があった。その父と何か楽しく会話が出来ないものかという思いも手伝って日本酒の知識をコツコツ増やしていったわけで、我ながら健気だったねえ。当時覚えた日本酒の知識はここ20年あまりブラッシュアップされていないけど、ほとんど飲めなかった自分も今では立派な吞兵衛になった。チェーンの居酒屋など、かつて日本酒と言えば「日本酒―熱燗または冷や」としかメニューに書かれていないほどで、地酒を扱う店はほとんどなかった(と記憶している)。そんな中で次第に目にするようになっていったのは京都の「玉乃光」、熊本の「美少年」。冷酒の小瓶が供されるのだけど、「千々和さん日本酒お好きなんですよね、まあひとつ」てな具合でノンラベルのアル添酒(醸造用アルコールを添加した、甘ったるく悪酔いする酒)など飲まされそうになった時はこれらに逃げることが出来たのだった。京都、灘・伏見の酒造メーカーでも良心的な玉乃光はお手頃に美味しいお酒が楽しめる蔵元としての信頼度があるのだ。その玉乃光が出している、その名も「TAMA」を飲む機会があって、これが白ワインのような酸味があって美味しく、特に奥さんが気に入った様子。どこかに置いてないかな?と思っていたら近隣のモールにありました!ネットで取り寄せると送料がかかってしまうから、直接買えるのは嬉しいね。これを冷やして、小ぶりなワイングラスで飲む。食事にも良く合うんだよ!


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