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幼少の記憶。

執筆者の写真: Ryusaku ChijiwaRyusaku Chijiwa

2024年10月22日


幼稚園の入園前から小学三年生まで暮らした町。この交差点にほど近い団地の326号室。行き交う車の騒音も苦にならなかったし、むしろ夜寝る時にヘッドライトの灯りが皆で並んで寝る居間に射し込んでくるのはどこか幻想的に感じて好きだった。自分の原点。でも振り返ってみてもさほど感傷的にはならない。思い出してどうするのだ。大事なのは現在の自分なのだ。センチメンタルな気分に浸っている場合ではない。これからを、明日をどう生きるかが目下の問題であり、それを解決するためには自らが動かないとどうにもならないのだ。


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