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嗚呼、我がバンド人生。

最終更新: 2019年3月11日

2019年3月10日


この日、珍しく近所のライブハウスで友達が演奏するというのでいそいそと応援に出掛ける。東京・町田の「The Playhouse」。LUNA SEAをはじめ数々のメジャーバンドを輩出したことでも知られる老舗のハコだ。もともとは住宅街のど真ん中にあったんだけど、二度の移転を経て現在の駅から至近の場所に落ち着き、創業36年の歴史を持っている。自分が初めてここに出演したのは高校を卒業後して間もない頃で、地元ローカルのコンテストで入賞したコミックバンドでのライブ。その後進んだ専門学校の軽音楽部でのバンド活動でも何度か出演したが、部の本拠地が八王子や国立、立川などだったためにここのステージに立てたのは5、6回もなかったんじゃないかな(創業時のハウスは2000年に内装屋さんが個人オーナーとなって土日限定営業の「A to Z」として再オープンした頃に一度出演したが、現在も使用されているのかは不明→ホームページの更新が止まったまま)。久しぶりに訪れたけれど、場所を移したとは言えども30年前のあの空気と雰囲気は今も全く変わらず、みな思い思いに楽器を手にして演奏を聴かせている。自分も今年で50になるけど、いまだに細々とバンドを続けている。ライブの為にコツコツと練習し、本番当日、暗いライブハウスの空間に身を置いてのサウンドチェック・・・雑然とした楽屋・・・落ち着かない本番前のステージ裏・・・直前まで課題曲を聴いて、いざステージへ・・・。いつだって同じことの繰り返し。何のために?感動を得るために?観客の喝采を浴びるために?何をもって満足とするのか?時間と金をかけて、一体いつまで続けるのか?それらの答えはない。演じることと同じように、一度やったらやめられない魔力に自分は憑りつかれてしまっているのだ。やっていることは昔も今も何も変わっていない。長い長い年月をかけて、俺は何かを得られたのだろうか。何かを成し遂げられたのだろうか・・・そんな物思いにしばし耽りつつ、友達の演奏を見ていた。ちょっぴりおセンチな49歳。オトナコドモのちぢぃー。生涯、ドラムをやめることはないだろう。


これは小田急町田駅近くにあった「STUDIO FLY」の跡地。今は居酒屋だ。青春の夢の跡だね。。




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