2022年4月26日
ジャパニーズフュージョンの雄、T-SQUARE(ザ・スクェア)のキーボーディストとして長らく活動されていた和泉宏隆さんが急逝されて1年。「宝島」や「OMENS OF LOVE」「TRAVELERS」「Twilight in Upper West」ほか、和泉さんの手による数多くの名曲たちは今も変わらず愛されどこかで演奏されている。自分もここ数年、すっかり魅力が乏しくなってしまったカシオペアを聴く機会がなくなりセッションや単発バンドではもっぱらスクェアのドラムを叩いていたので突然の訃報には驚いたものだった。あれからちょうど1年、改めて和泉さんを偲ぶ意味を込めて、ちぢぃーが専門学校生時代に初めてフュージョンオンリーのバンドで演奏した音源をアップします。ここでのオープニングナンバーは和泉さんの初ソロアルバム「AMOSHE」の冒頭を飾る「Double Rainbow」。自分はまだ22歳、バスドラムのダブルも安定して踏めないような荒削りのプレイだけど、この曲をコピーしているバンドはいまだにお目にかかったことが無い。そういった意味でも貴重な音源、自分は当時買ったばかりのヤマハ神保彰モデルのメイプルカスタムのフルセットを持ち込むほどの気合いの入れよう。ツインペダルを使ったドラムソロも出たとこ勝負で構成も何もあったものではないのだけど「とにかく若さと体力で押しまくっていた時代」ということで何とぞお目こぼしを。
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