2020年1月22日
人生で一番長く付き合っている(であろう)友人と、久しぶりにサシ飲み。小学6年生の頃からの付き合いだからかれこれ40年になろうかという腐れ縁?の間柄だ。中学、高校時代は同じバンドでリズム隊を組んでいた頼もしき相棒(つまりベーシスト)でもある。と、書くと、「バンド」なのだから青春時代の多感な頃をともに過ごした懐かしい仲間は他にもいるはず…なのだけど、何故か音信不通であったり、こちらからのメールにも全く返事を寄越さなかったりで今は散り散り、というのが実情。飽きるほど同じ時間を過ごし夢を語り合った友人だったとはいえ、齢五十にして生き方に随分と違いがあるということだ。お互いを良く知っていることを何より前提として、やあ元気かい、あの時は楽しかったねえ、これからも頑張っていこうや、と言い合えるのはもう彼一人しかいない。友人は自分を映す鏡だと言うのなら、自分はかけがえのない友を得られるような真っ当な生き方をしてこなかったことになる。でももはや過去の人生を取り戻すことは出来ぬ。せめて、こんな自分の話に耳を傾けささやかなエールを送ってくれる親友を、大切に、大切にしていきたいと思っているのだ。
友よ、楽しい夜をありがとう。

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