何かよいこと。

更新日:8月28日

2021年8月27日


マイ・フェイバリット・ムービーの最高峰に位置づけられるとしてこのブログでも時々取り上げているミュージカル映画の金字塔「サウンド・オブ・ミュージック」。たとえ未見の方であっても「ド・レ・ミの歌」や「エーデルワイス」、またジャズのスタンダードナンバーともなっている「私のお気に入り(マイ・フェイヴァリット・シングス)」を知っているという人は多いはず。でもこの作品の中にはその他にも珠玉のような素晴らしい曲があふれており、これから観てみようという方もきっと心を奪われるはずだ。オープニングクレジットの後、修道女たちによって歌われる「マリア」や「自信をもって」(spring will come again!という歌詞が好き)、楽しい楽しい「ひとりぼっちの羊飼い」等も大好きだけれど、自分が最も心に染み入るのはトラップ大佐の告白を受けてマリアと二人が初めて互いの愛を確かめ合う場面で歌われる「何かよいこと」だ。この歌詞の何と謙虚で奥ゆかしく、そして何と自分に正直であろうことか。幸福をつかみ取ったのではなく、自らの行いによって与えられたものなのだ――という切ないまでの思い、本来ならば嬉しさに飛び上がらんばかりのマリアが、全身に湧き上がる喜びを静かに噛み締めて反芻するところが、彼女がさぞや胸が苦しくなるような思いに心を悩ませていたのだということをさらに強く感じさせ、こちらも思わず感動に打ち震えてしまうというシーンである。奥さんにこのシーンの説明をしていたら、胸が一杯になって思わず涙声になってしまったぐらい!本当に、素晴らしい歌詞なのです。

この歌にあるような純粋な思い、感謝の念を、これからもずっと忘れずに持っていたいね。


映画「サウンド・オブ・ミュージック」より「何かよいこと」

Something Good (Maria & Captain von Trap)



きっとわたしは悪い子供だったでしょう


若い時だって酷かったかもしれない


でも私の酷かった過去のどこかでも、


きっと真実の瞬間があったのでしょう


ここにあなたがいて、愛してくださる


義理なんかではなく、心から


(悪い子だったけれども)、若い頃や子供時代に、


きっと何か良いことをしたのでしょう。


無からはなにもうまれない


どんなことがあっても


だから、そんなわたしの幼少時代だけれども、


なにかきっといいことをしたのでしょう

いまあなたはここにいて、僕を愛してくれる


義理ではなく、心から

幼少時代のどこかで、きっと、


なにかいいことをしたのでしょう



無からはなにもうまれない


どんなことがあっても

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