2020年3月7日
告知をしていた通り、今夜は東京・大塚Welcome Backにて企画バンド「アーリー爆風セッション」のライブでした!爆風スランプのメジャーデビュー前の、ほとんどが公式にリリースされていないアングラ・ナンバーを演奏する「アーリー爆風スランプ・トリビュートバンド」は2014年頃からファンキー末吉氏自ら江川ほーじん氏とともに(散発的にではありますが)ギタリストの小畑秀光氏を伴ってライブ活動されているユニット。かねて自分も、様々にメンバーを組み替えて活動する「爆風セッション」名義のバンドで一度ドラムを叩きましたが、今回はその「アーリー爆風スランプ・トリビュートバンド」の、トリビュートバンド。いやはや、色々考えるもんだねえ(笑) とは言え今はコロナ騒動でライブハウスは特に危険だ!といったイメージが急拡大しているさ中。出演予定の4バンドのうち3バンドが辞退をしてしまい、成り行きワンマンライブに。自由にやっていいですよ!・・・とはさすがに言われず、予定通りのセットリストを披露しました。消毒液、お客様用のマスク完備ながら観客はたった10数名。個人的にはフルの持ち時間で叩くのは2018年12月以来とあって鈍りに鈍ってしまっているコンディションを取り戻すのに一苦労💦 激しい曲が多いので、頑張りましたよ50歳(個人練習にも入ったし)。
でもね、不謹慎だ!と言われるのを覚悟で言いますが、これは絶対見逃せないクオリティのライブでしたぜ。メンバーはいずれもアラフィフ世代ながらグイグイ押しまくる、まさにパワートリオ。打てば響くの強力なプレイヤーと一緒にアーリー爆風の曲を演奏出来るって、本当に恵まれているなあと思います。いやほんと、中・高校時代は爆風スランプに心酔してましたので。このメンツで、ぜひまたやりたい!!!
今回わざわざお運び頂いた皆々様に、改めて心から御礼を申し上げます🌟🌟🌟
【曲目】 1 SUPER JAM 2 尻の穴から出たい 3 ぽっくりクラブ 4 ふんだりけったり 5 まだまだ 6 希望~私はこういう人になりたい 7 よい子の動物園 8 ありがとうEverybody 【アンコール】 9 アホになりまっせ~チェイサー
大塚へは観劇でごくたまに来る程度。吉祥寺はよほどのことがなければ全く行かない。 なもんで、大塚へ来ると儀式のように「ホープ軒」に行ってしまう。だって、普段行く機会が全くないんだもん(汗)。正午からの最終スタジオリハの前に、一人腹ごしらえ。
2時間のリハを終えて、しばし休憩タイム。客入りはごく少なそうだと分かってはいるけれど、手を抜くなどという考えは一切ナシ。全身全霊、フルパワーで行きます。
本日の使用セット。持ち込み機材はいつものマイスネアに8インチのハイタムと、カウベルのみ。ツインペダルのフレーズが二ヵ所あるんだけれど、それはシングルで対応します。
でも、エフェクト(チャイナ)シンバルは常設にしてほしいところだよなあ・・・残念。
「尻の穴から出たい」より。 例の、超めんどくさいタム回しを無事に叩き終えた瞬間、思わず笑みがこぼれます(笑)
楽しい仲間との打ち上げで盛り上がって帰路につき、地元で奥さんと少し飲み直して帰宅。
気分がいいので、さらに一人飲み直し。しかしこの年齢になると、ライブはとにかく疲れる(自分の場合、B'zだ爆風スランプだと激しい演奏ばかりだし)。本番前は追い込みで常にプレッシャーだし、余裕なんてまるっきりナシ。だからこそ、無事演奏を終えられたという充足感は大きいし、重圧から解放された虚脱感も計り知れないものがある。口をついて出てくるのは、ありがとう、ありがとう・・そう、ただありがとうだけ。(小坂忠の歌じゃないけど。)人生は、様々な辛いことや苦しいことがある(自分は特にこの半年は辛かった)。
でも、生きていれば時に自分が光り輝ける瞬間がある。スポットライトを浴びる場所がある。共に同じ時間を共有して前に進もうと言ってくれる仲間がいる。これこそが幸せな瞬間なのだ。そして、こういう仲間こそ、大事にしていかなければいけないと思うのだ。
今日は疲れた・・・夜勤明けで眠いし、体力も使い切った・・・でも、心はいつになく満ち足りている。自分は恵まれているんだということを、忘れてはいけない。
すべての出来事に、ありがとう。
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