2021年5月13日
好きなファッションのスタイルを強いて挙げるならば懐かしのアイビー・ルック、トラッドなスクールファッション(つまりお坊ちゃま系)を長らく好みとしているけれど、実際に身に纏うものにあまり統一性はない。Tシャツやポロシャツ、スウェットなどの動きやすい物を着ることが多く、暑がりなものでジャケットスタイルやスーツでカッチリと決めるようなことは少ない(紺ブレは好きなので涼しい季節には多用するけど)。ここ10年ほどは古着を買うことが増え、学生時代だと高くて手が出なかったラルフローレンやポールスミスなどの衣料(手頃なものだけ)をネットで探してはコツコツと買い集めていて、言うなれば積年の恨み(?)を今になって晴らしている側面もあったりする。古着屋に直接出向くのもいいけれど、好みのものはそうそう見つからないのであれこれ検索する。試着することなくサイズの数字だけを頼りに買うから、小さすぎる、イメージと違ったなどという失敗もよくある。
ほかに特定の憧れのブランドというのはあまりなかったんだけど、ここに来てにわかに食指が動いているのはトム・ブラウン。高橋幸宏氏をアイドルとしてきた自分ではあるけれど、あまりにもハイセンスなファッションについてはとても真似出来るものではないと追うことなど全くなかったのだ。でも、そのエッセンスをほんのわずかばかりでも取り込めないものかな・・・と考え改めてのこと(高橋氏は芸能界でも一、二を争うトムブラウンフリークでコレクターでもあるのだ)。少しだけ味わえればいいのです。なので、人生初のトム・ブラウンは彼のメインラインではなくかつてブルックス・ブラザーズで2015年まで展開されていた「ブラックフリース」。トムがデザイナーを務めながら本家よりもぐっと手頃な価格で人気のあったシリーズ・・のTシャツ。お馴染みのトリコロールではないけど、色使いはそれを彷彿とさせる彼らしい個性が感じられる一枚(着心地も抜群♪)。アイテム数は少なくていいけど、二、三種類は持っていたいとあちこちを物色中です。これでまた散財だあ。
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