世界の中のニッポン。

2020年9月24日


スーパー!ドラマTVでの「ビッグバン★セオリー」ファイナルシーズンの放送が好調な滑り出しで、自分も一視聴者として楽しみにチェックしています。朝の7時からはシーズン8が毎日2話ずつの放送、これはシーズン9、10とリレーされていくようなので、これまで見逃してしまっている方もぜひご覧になってみて下さいマセ☆ そんなタイムテーブルだから、

チャンネルはほぼ固定。「メンタリスト」や「スタトレ」、ジェリー・アンダーソンのスーパー・マリオネーションのシリーズほか面白いコンテンツが一杯だし、他の声優諸氏の演技にもやっぱり職業柄、興味を引かれてしまう。最近見始めたのがミニシリーズ(全6話)の「ボディガード~守るべきもの」で、初見は字幕版だったけれど第一話から物凄い緊張感。主役の役者もいいし、こんないい役、誰がアテるんだろうなと思ったら「サンダーバード ARE GO!」でもおなじみの花輪英司さんだった。いい作品のいい役にはいい声優を配するんだなと、なるほど納得。何度も繰り返し番宣がリピートされていた「S.W.A.T. シーズン3」の日本ロケエピソードの「液体らしく」(#13)は、字幕、吹き替えともに視聴。かつてのブルース・リー映画や007(「007は二度死ぬ」)などで描かれたおかしなニッポンとまではいかないまでも、着物姿のコンパニオンが接客するカラオケルーム(どんな着想だ!?)やレイアウトはそれらしく見せていても家紋みたいな徽章がデカデカと掲げられたり妙な自動販売機のある警視庁(電話の着信音がアチラ仕様で、もろ「24」の世界)など、ファー・イーストの国の正しい姿はいまだ伝えられていないのだなと感じた。「ブレードランナー」や「ブラック・レイン」で描かれた幻想的な雰囲気もあれば、「ミスター・ベースボール」で描かれたステレオタイプな日本人像などは違和感があったけど、あれから30年近くも経っているものの、描かれるのは表面的なイメージをあくまでエッセンスとして用いているのだなと考え、複雑な思いではあるけれど、そこは細かく追及するものではないのだとも悟った。かつて三船敏郎は海外作品出演した時に文化的に間違った描写は極力、現場で直させていたとインタビューで語っていた(「ノーサイド」1995年2月号)が、現場でそのように助言をするのは現実的に難しいのだろう。かつて「ダイ・ハード」や「ロボコップ」、マイナーなところでは「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」などで80年代バブル期の日本を大いに揶揄した描写があったけれど、現代もあの時代とさして変わらないんだなと感じたエピソードでありました(でもネイティヴの日本語スピーカーを数多く揃えたところはエライ!)。