ブルジョワジーの秘かな愉しみ。(その1)

最終更新: 4月25日

2021年4月24日


昭和44年生まれの50代、認めたくはないが世間様からはすっかりおじさんに見られる年齢になった自分でさえ、清貧という言葉を聞くことがまるでなくなっている。金持ちに憧れたことはないが、様々な人と関りを持つ中で特に生活感のある話題に触れたりすると、自分があまり裕福でないことを痛感させられることがしばしばある。SNSなどで日々の暮らしぶりを発信する人などを見ていると、趣味(高価なクルマやコレクション等)や豪勢な食生活に潤沢にお金をかけていたりして、生活水準の違いに驚いたりする。何事も身分相応だという考えがあるのでそれらを羨ましいと思うことはないけれど、話題についていけない、付き合えないという点で置いていかれてしまっている感覚を味わうことは多い。自分が真っ当に、ごく真面目に人生を歩んでいたならば、と想像して、それをしてこなかったからこの現状に甘んじているのだなどと負い目に感じてしまったりする。贅沢は出来ないけれど心は豊かに生きているから・・・というのは負け惜しみにしかならないという気がしてしまうんだね。

とはいえ、この先日々を慎ましく生きる人生が劇的に変わることもまずないだろうし、自分は自分でこのライフスタイルを楽しむだけ。このブログにも書いているが、ここ最近は定期的にプチ旅行に出かけのんびりすることを無上のを楽しみとしている。3月に大磯のホテルに滞在してラグジュアリーな時間を過ごしたのが思いのほか心地よかったので、来たる5月の誕生日には別荘を借りて「お籠り」で過ごそうと計画中。実生活では無理だけど、せめて疑似体験するだけでもある種のゲーム感覚だと割り切れば面白いではないか。何事も体験してみなければ味わえない、実感できないことがある。「なり切り」で楽しむのもアリだ。


そのアイテムとしてまず購入したのが、バカラのペアグラス(柄違い)。バカラは随分と昔に何かの懸賞でいただいたロックグラスがあったのだけど、父にプレゼントしたので自分用に持つのは初めて。言わずと知れたクリスタルの名品で、ずっしりと重厚でかつ、美しい。


この「エトナ」のカットはパッと見、控えめに入っているのだけど、真上から見るとまるで花が咲いたように美しい輝きを見せるのだ。まさにブルジョワジーの小道具。極上のシングルモルトを揺らめかせながら暖炉のそばで寛ぐ・・・ちょっとやってみたくなるよね(笑)


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