2020年10月2日
今から33年前、自分が高校三年生だった時(1987年)に初来日した、ポストン・ポップス・エスプラネード・オーケストラ。小学生の頃からサウンドトラック(映画音楽)が好きだった自分。「スター・ウォーズ」シリーズ、「ジョーズ」、「未知との遭遇」、「スーパーマン」、「インディ・ジョーンズ」シリーズ等々、心躍るような颯爽としたテーマソングと珠玉のような劇伴(BGM)に胸をときめかせ、何よりも、誰よりも最も影響を受けたのがジョン・ウィリアムズだ。自ら作曲した映画音楽はもとより、ミュージカルあり、ジャズあり、クラシックありとバラエティに富んだ演奏ながら一曲一曲の演奏時間は短く、どちらかと言えばファミリー・コンサート的なプログラムではあるけれど、(オーケストラって、こんなにも親しみやすいものなんだ!)と目から鱗だったちぢぃー少年がとりわけ感激したのは、アンコールの「Seventy-Six Trombones」。陽気なマーチに心が躍り、クライマックスでコントラバス隊が楽器をクルッと回すと拍手喝采、観客席が弾けて手拍子が響き渡る場面だ。オケの面々がニコニコ笑顔でこちらまで楽しくなってしまい、このシーンばかり何度繰り返して見たことか。クラシックのコンサートはかしこまって聴くもの・・・という概念をものの見事に覆してくれたのだった。自分にとってあれほど印象深かった場面はないね。と、その懐かしい映像がアップされているのを最近になって発見!残念ながらモノラル音声で音質も悪いけど、雰囲気は味わってもらえると思います。人類すべてに通じる世界共通の言語は、素晴らしい音楽、そして笑顔。世界中がハッピー💕な気分になりますように!!
(「76トロンボーンズ」は1時間09分あたり。)
留言