2023年1月26日
まだふわふわと魔法の水に浸っているような気分の中、また通常営業に戻ります。興奮冷めやらぬ・・・という形容はもはや使い古された感があるけれど、今の自分にはそんな言葉も当てはまらない。感動というのか・・・いや、感激というのとも違う、とにかくこの目で観たのだ、この耳で聴いたのだ。そして全身で「タツロー・サウンド」のシャワーを浴びたのだ。それが現実であることが不思議で仕方がないというのが本音だ。当年53歳、山下達郎を映像で見たのは一昨年の「シアター・ライヴ」を配信ロードショーで視聴した時が初めてのこと。昔からテレビに出演はしないし、ライブのソフト化も一切ない。「動くヤマタツ」の姿が映像情報として全くと言っていいほど頭にないわけで、(ラジオ番組は毎週欠かさず聴いているのに)本当に存在しているのだろうかとさえ思える彼の姿を生で見るというのは自分にとって奇跡的な出来事だったのだ。しかも聖地――ホームグラウンドと言われている中野サンプラザ(しかも今回限り!)ということで、蓋を開けてみれば是非とも聴きたいと願っていた曲が網羅されたセットリストで、これ以上何を望む??と言われそうだけれど、心配なのはこんな絶好の条件で幸運を享受して、今後再びライブのチケットが当選するのかということ。東京会場に的を絞っているので確率は限りなく低い。(満足したのなら、もうこれで本望でしょう?)と神様に言われてしまいそうで怖いのだ。あんな幸せな体験はそうそうない、でも、また行きたい、ぜひ行きたい!!ああ、どうかもう一度当たってくれ!!

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