2019年7月13日
先日急逝した叔母(父の妹・享年70)を見送ってきました。今から40年前、実家が横浜市緑区長津田にあった頃、勤めに出ていた若き叔母は我が家に下宿をしていたこともあって、親類の中でも特に身近な存在だった。大学に通っていたことから「がっこうちゃん」(アクセントは平板ではなく「月桂冠」に近い)と呼び親しんで、兄と姉と3人、とても仲良くさせてもらっていた。チャキチャキとしていて、ユーモアがあって、自分が成人してからも「おぅ竜ちゃん、どうだい、元気にしてるかい?」といつも声を掛けてくれていた。その明るいキャラクターの裏で、様々に苦労をし、悩みを抱えていることを長らく伝え聞いていたので、本当の意味で自由で、晴れやかな老後を送ってほしいものだと願っていたのだけれど、とてもそれには及ばない、寂しい幕引きだったように思えてしまい、とにかく悔しいという感情しか湧かなかった。通夜に参列して、式の前に促されて対面をしたけれど、まだ早いよ、これではダメだよと呟いてしまった。結局、最後まで涙は出なかった。こんなお別れは切ない。神様がなぜこんなに早く連れていってしまうのかと考えたら、神などというものは所詮存在しないんだとまで思ってしまった。悔しい。ただただ、悔しいお見送りだった。
いずれまた会う時に、ゆっくり話そうね。合掌。

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