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これにて本懐。

更新日:8月28日

2024年8月24日


本日です。本番20日前に告知をして一体何人のお客様が来場するのか。最初から負け戦?

会場についてドラム周りの機材をチェックして唖然。ブームスタンドはたったの一本だけで他はごく細身の華奢なストレートスタンドしかない。オプションのハイタムも無いし拡張のしようがない。対バンのドラムさんと二人して「こりゃひどいですねえ」と言い合う。まぁあるものでやるしかないので文句を言っても仕方がない。自分のやりたいようにしたいなら機材を持参しろということだ。ひどいのは機材だけではないことがこの後判明するのだが。


本番前に一人腹ごしらえ。「石の家」の餃子を食べるのは6、7年ぶりか。B'zバンドのリハで新宿のスタジオに通っていた頃は皆でよく行ったものだったな。得意なジャンルではなかったけれどバンドは和やかで公平だったことを思い出すとあの頃は良かったなと思える。


ドラムにマイクは無し。オフマイクも立てられずバスドラムだけ拾うというもので、ライブでドラムが生音というのもなかなか珍しい。第一、サウンドチェックが一切ないというのは過去に記憶がない(各楽器の出音を見てからバンド全体で音をもらう、というのが一般的なリハーサルの流れ)。機材を含めて視察して「問題無し」と聞いていたけれど、これもまた心配ならば自分の目で確かめるのが大事ということだ。スタンド持参すれば良かったなあ。

演奏は大きな崩壊もなくこなしたけれど、昭和か!と思うようなステージ進行が超ダサくてカッコ悪い。自分が観客としてこのステージを見ていたなら絶対に加入したくないね。でも引き受けたからには責務を全うしようとライブをこなしましたよ。もちろん演奏中は楽しく叩くように努めてそれを実践していたけれど、観客も少ないし自分の思っていたような演出ではないし、笑っていながら内心はとても悲しいステージでした。一見、きちんと仕切られているような感はあったけれど対バン同士での打ち上げ予約の話は一切無し。ダメでしょ!


対バンのベーシストさんでありまた盟友でもあるこばりんこと小林さんとのツーショット。

苦しい八カ月の苦労がここに完結しました。バンド、今回限りで脱退させてもらいますね。打ち上げのセッティングもされていないので対バンの皆さんと一緒に飲んで帰りました。


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