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お出汁の魅力。

2024年8月26日


日々仕事の合間の散策でしばらく前から気になっていたガード下の立ち食いうどん屋さん。お昼を食べた後だったけれど少しならお腹に入るかな?と冒険心で暖簾をくぐる。丸亀製麺系のチェーンだが店舗はごく少なく、ここはオープンして間もない店らしい。とり天などのトッピングは軽く食べるにはコスパが悪いのでケチって「かけうどん」をオーダー。ネギや天カス(ゲソが入っていたりで嬉しい)が無料なので見た目に粗末な感じも無し。いりこだしを使っていることが売りになっていて確かにお汁が美味しい。麺はもっちりやわ目で讃岐うどんと言うよりは伊勢うどんを彷彿とさせるもの。なかなかのボリュームだったけれど完食出来ました。いりこだしと言えば一昨年の暮れから三カ月ほど派遣の仕事で通った東京・赤坂の「ごだいご」の格安ランチで頂いた具沢山のお味噌汁を思い出す。もともと福岡出身の母が作る味噌汁の出汁はいりこが多かったと記憶している(晩年は「兵四郎」のあごだしを愛用していた)が、成人してからそれまで縁の少なかったシンプルなかつおだしや昆布だしに惹かれ、いりこ出汁系は雑然とした味というイメージがあって長らく距離を置いてきたのだ。でも生まれ育った環境で親しんでいたのはいりこだしやあごだし・・しっかりとした旨味とコクがあってどこか郷愁を感じる味。最近、味噌汁よりもお吸い物が好みなんだけれどお出汁の魅力とは奥深いことを再認識しています。日本人ならではの楽しみなのかもね。


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