あささささ。

2021年6月17日


昔から食べることが好きで、テレビでもグルメ系の情報番組を好んでよく見る自分に対して「『孤独のグルメ』とか『吉田類の酒場放浪記』なんて好きでしょ?」と言う人が時々いるのだけれど、残念ながらいずれも未見な上にこれまで何故だかあまり興味を抱かなかった。ことに人気の高い「孤独の―」については、松重豊さんという方をよく存じ上げなかったし(これはご本人もよく言っておられるが)「単なるオッサンが食べてるだけ」の番組が果たしてそれほど面白いのかという素朴な疑問もあった。ただ、「ボクらの時代」でリラックスして対談している松重さんを見た時「あ、カッコイイなこの人」と瞬時に思って以来、見方が変わってきたのだ(同じく光石研さんも非常に魅力的だった)。ファンの方々には申し訳ないが、まともに見たのはごく最近。というのも、YouTubeで「孤独のグルメ」のかなりのエピソードが配信されている事に気付いたから。いや、ジワジワ来る楽しさがあって面白いんだね。ドキュメントではなくあくまでドラマの主人公として演じておられることもあって見ていて中だるみすることもない。夢中になって見倒すほどには至っていないが、のんびりと見るには格好の番組だ。何本か見たエピソードの中で、松重さん演じる井之頭五郎が眼前に広がる田んぼの前で海苔も巻かず具材も入れない塩むすびを食べるシーンがあって、日本のコメの美味さ、偉大さを噛みしめるところが実に印象深かった。実は自分、最近コンビニ(セブンイレブン)の「塩むすび」にちょっとハマっていたこともあって、尚更に強い共感を抱いたのだった。シンプル・イズ・ベスト、じっくりと味わう塩味のおにぎりの滋味あふれる美味さといったら!これこそ、日本人に生まれて幸せだなとしみじみ思う瞬間なのだ。


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