「えーと、じゃチリでいいや」。

最終更新: 9月16日

2020年9月15日


ウェンディ―ズに行く機会がとにかく、少ない。かつては足繁く通った時期もあったというのに、ここ何年も前から随分と疎遠になってしまっている。良く行っていたのは六本木駅や新宿御苑前の店舗だけど、今はもうない(六本木は別の場所で再オープン)。最も近いのは東京・町田か。つまりは近隣に店がないからなのだ。ハンバーガーチェーンだからもちろんバーガーも好きなんだけど、この店で食べるべきは何をおいても「ウェンディーズチリ」。つまりテクス・メクス料理の代表的なメニューである「チリコンカーン」だ。これは、大手ファストフードチェーン競合他社で様々に特徴がある中でもこの手の商品を供しているのはウェンディーズだけで、非常に独自性のあるもの。スパイスの効いたエスニック料理でありながらも洗練されていて、クセもなくまた辛すぎることもなくとても食べやすい。かの名優スティーブ・マックィーンが好きで彼の作品を追いかけるように名画座通いをしていた中学生の頃に観た「ネバダ・スミス」(西部劇)で、若きマックス・サンドがジョナス・コード(ブライアン・キース)の好意に甘えて延々と食事をするシーン、ひたすら食べていたのがこの手のポークビーンズではなかったかと思う。活劇というジャンルでの西部劇への出演は他に「荒野の七人」、テレビシリーズの「拳銃無宿」と意外に少ないのだけれど(「トム・ホーン」は毛色がちょっと違う)、物心がついてから「これがカウボーイが食べていた食事かあ」などと妙な感激をしながらHormelの缶詰を開けたものだ。 海外ドラマや映画などのシーンで見た、憧れの食べ物(「刑事コロンボ」では、コロンボの好物として頻繁に登場する)、それがチリなのだ。そして、大分ソフィスティケイトされてはいるけれど、そうした郷愁を感じつつ手軽に食べられるのが「ウェンディーズ・チリ」というわけである。今回は久しぶりに行ったので、オーダーしたのはLサイズ。それを、クラッカーをひたすのではなくトルティーヤチップスでディップして食べる!これがウマいのだ。この丸型のチップスは昨年、まるたまりさんのライブに行った際にお店のメニューにあったんだけれど、なかなか見かけることがなかったもの(たまたまドンキで発見)。三角の形状のものよりもガバッとすくえるので、チリの味をよりダイレクトに味わえる優れものなのだ。ぜひお試しあれ!!